スウェーデンでは今年より同性同士の結婚が許可されるようになったが、スウェーデン南西部の地域の聖職者の18%が同性愛者の結婚式を取り仕切る事を拒否しているという。

スウェーデンでは今年より同性同士の結婚が許可されるようになり、11月始めからは教会で誓いをたてる事も異性同士の結婚と同じように許可されるようになった。すでに現在までに多数の同性カップルが結婚している。

スウェーデン南西部のGöteborg地域でローカルの聖職者147人に質問したところ、17%が「結婚式を拒否したい」と答えた事がわかり、理由は、聖職者になる時に聖書の教えに則って説教を続ける事を誓ったので、同性カップルを結びつける事は不可能だという事だった。聖書では、男女間の間で結婚を行なう事を教えている。

10人の聖職者のうち7人は、同性同士の結婚に賛成しているという。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）