米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】裁判中に弁護人と陪審員に排泄物を投げつけた男。

カリフォルニア州サンディエゴで裁判中に被告人が自分の弁護士に排泄物をなすり付け、更に陪審員に投げつけるという事件があった。その後被告人は当初の強盗罪に加えて暴行罪で計31年の実刑判決を受けている。

ウェイス マクゴーワンは2007年10月に 靴下に入れた岩を使って男性を脅し、金を要求したとして逮捕された。今回のマクゴーワンの裁判の陪審選任手続き中にマクゴーワンは「陪審人がレストランで私を目撃している。無効審理にしてほしい。」と裁判官に要求した。

しかし裁判官が要求を拒否すると、マクゴーワンの態度が荒々しく、攻撃的になっていった。当時法廷にいた保安官に「自分が何かし出す前に(護衛用)鎖を掛けなおした方がいい。」などと言ってきたという。

三日後に裁判が始まり、休憩時間となって陪審員が法廷を出ようとした瞬間、マクゴーワンが隠し持っていた袋を取り出し、袋の中に入っていた排泄物を自分の弁護人になすり付け、そして陪審員らの方へ投げつけた。

陪審員が所持していたコンピューターバッグに排泄物の一部が付いたが、陪審員らには被害はなかった。その後新しい弁護人が配属されて裁判が続けられ、マクゴーワンは31年の実刑判決を受けた。またマクゴーワンは汚したコンピューターバッグの補償として129ドルの支払いを命じられている。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)