米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】説明書の熟読を!殺虫剤の使用ミスで火災続発。

ユタ州ソルトレイクシティーで殺虫剤が原因による火事が発生した。4戸のアパートが被害を受けたが、住人の一人が軽傷を負っただけだった。殺虫剤が可燃性であることを認識していない市民が多く、また取り扱い説明書通りに使用しなかった為に火災が発生するケースが全米各地で起こっている。

アパートの住人が使用した殺虫剤はアメリカで一般的な噴霧形式のもので、缶のスイッチを押すと殺虫剤が煙のように出てくる。殺虫剤を使用しだすと、薬品の効果が消えるまで数時間家の中に入ることができない。

殺虫剤が可燃性であると知らなかった住人は、使用する前にキッチンの近くにあるガスのパイロット灯を消さずに家を出た。その近くに置かれた缶から噴出した殺虫剤が引火して火事が発生した。

ソルトレイクシティー消防署隊長クリント スミスは「まず人々は噴霧タイプの殺虫剤使用は様々な危険を被る可能性があることをわかっていない。更に皆説明書をきちんと読まない。」と殺虫剤に関する住民の認識不足を指摘している。全米各地でも過去に殺虫剤が原因の火災が起こっている。カリフォルニア州では推奨量以上の殺虫剤を使用した為に薬品の煙がガスのパイロット灯に引火して火災が発生した。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)