米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】市長選挙の候補者同士が相撲対決。

市長選挙が11月に行われるペンシルベニア州ランズデール市で二人の候補者が、なんと相撲スーツを来て対決するというパフォーマンスを見せた。いつもは野外コンサートなどに使用される公園には住民が集まり、次期市長の座を争う二人の熱い戦いを観戦した。

映画「ロッキー」のテーマソングが流れると、力士スーツを着た現市長アンディ ゼケリーともう一人の候補者ベン グロスが会場に現れた。グロスよりも6kg重く、身長も3cm高いゼケリーは「体格では勝ってるよ。」と試合前に余裕を見せていた。一方グロスは「まずは迅速に低めを狙っていく。」と作戦を立てていた。

3回勝負の相撲対決は、1、2ラウンドで一勝づつのタイとなった。最終ラウンドで強気を見せたグロスが9秒でゼケリーを押し出して勝利をおさめた。他にも市長候補者の対戦の前に地方議会の候補者同士による対戦もあった。唯一の女性候補者メアリー フラーも力士スーツで参加し、共和党候補者の男性を打ち負かした。

今回の対決は市長選挙のキャンペーンだけではなく、市内の福祉施設への寄付金を集めるイベントでもあった。「ランズデールが少しでも注目されるようなイベントにしたかった。ランズデールはいつも“百姓ばっかり”などと笑われているが、今回のイベントでひねりのあるユーモアがある一面や、我々だって面白いこと知ってるんだということを見せられたと思う。」とゼケリーは話している。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)