スペイン政府は、新型インフルエンザの感染拡大を防ぐために、ワクチンや抗ウィルス剤を始めとしたその他の設備に、3億ユーロを超える融資限度額を承認した。

ヨーロッパの中でも特に新型インフルエンザの感染が拡大し続けているスペイン。スペイン政府は、今後ウィルスの感染拡大を
防ぐ為に、最大で3億ユーロ以上をワクチンやその他医療設備に融資する事を承認した。Jose Luis Rodriguez Zapatero首相は、「現在までに我が国で20人も死亡しているこのインフルエンザに対して、感染・再発防止の為には何の努力も惜しまない。」と声明する。

現在スペイン政府は、今後人口4600万人のうち最大40パーセントの人々へのワクチン接種を計画している。ワクチンは、10月下旬～11月に提供し始められるだろうと予測される。また、政府は最高の治療を提供できるように、医療研究をするのに200人以上の医学研究者を動員すると声明している。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）