赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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スウェーデン中部のFalunの野外プールで、溺れた父親をなんと5歳の息子が救うという、なんとも勇敢で感心な救助劇があった。
父親は、生涯で一度も泳いだ事がなかった。その日、野外プールへ息子と出かけ、足がプールの底に届く範囲で楽しんでいたという。しかし、突如として父親は、自分の足が底に着かない深さに入ってしまい、水中でパニックになってしまった。なんとか息をしようと顔を水の上に出そうとするが、沈んでしまうばかりであった。
その時5歳の息子がプールに飛び込み、父親の首をつかんだ。そのおかげで父親は、なんとかプールの階段に手を伸ばす事に成功し、無事に階段をよじ登って生還した。「私が溺れていたのは、わずか10~20秒です。しかし、泳ぐことが出来ない人にとっては、とても長い時間です。溺れている私を見た息子が、両腕に浮き輪をして泳いできてくれたのです。私は息子の事を本当に誇りに思います。」わずか5歳の息子に助けられた父親は語る。
この父親は鼓膜に障害を持って生まれており、水が耳に入るのを避ける為に今まで一度も泳いだ事が無かったという。父親はこれを機に、これから水泳を学ぼうと思っているそうだ。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)