赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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オン・ザ・レール感覚とでもいうのだろうか? 「レールの上を走っているような乗り心地」というのは、かつてオペル社が用いた広告コピーだが、この29歳のドイツの男は実際に、道路だと思って地下鉄のトンネルに車で侵入してしまった。
ビールばかり飲んでいるからだと謗るつもりはないが、ドイツでそうした間違いは、初めてのことではないらしい。が、この事件が話題になったのにはそれなりの理由があった。男は間違いに気づかずに、200メートルも車を走らせ続けたのだという。
男が言うには、ハリー・ポッターの映画を観たあと、ボーフム(Bochum)のダウンタウンに向かっていたそうだ。車はオン・ザ・レール感覚には程遠く、相当ガタガタと揺れたはずだ。が、サスペンションが壊れて停まってしまうまで、いい気持で走っていたというから世話はない。車を出て初めて、彼は自分がどこにいるのか気づいたという。
我に返った男は途方に暮れた。車をトンネルから出すためには消防隊員を呼ばねばならなかった。ビールかどうかは知れないが、やはりアルコールは飲んでいたようだ。男はいま、飲酒運転の罪に問われている。
(TechinsightJapan編集部 田中箇)