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ヘロインの50倍、モルヒネの100倍強いと言われる「フェンタニル」。アメリカではフェンタニルのような合成オピオイドの過剰摂取によって毎日、150人以上が死亡しているという(画像は『WPMI 2023年12月8日付「Fentanyl exposure could be the cause of a new syndrome found in babies」(WPMI)』のスクリーンショット)
妊娠中にフェンタニルを使用した母親から生まれた赤ちゃん全員に小頭症、低身長、特徴的な顔貌が見られた。また複数に口蓋裂、足の変形(丸みを帯びた揺り椅子状足底)、生殖器の奇形、短く幅が広い親指、合趾症などが確認できた(画像は『NBC News 2023年12月5日付「New syndrome in newborns exposed to fentanyl possibly found」(Elsevier 2023)』のスクリーンショット)
米フロリダ州で2022年12月のある深夜に交通取り締まりをしていた女性警察官(右)。押収した薬物を手袋を使って処理を始めたところ、中毒に陥ってしまった(画像は『New York Post 2022年12月14日付「Florida cop treated for overdose after exposure to fentanyl during traffic stop」(Tavares Police Department)』のスクリーンショット)
米オクラホマ州の警察署内で2020年3月、危険ドラッグを処理していた警察官が意識を失って倒れ込む。皮膚から薬物が浸透したという(画像は『CBS 17 2020年3月10日公開 YouTube「WATCH: Officer collapses while packing up drug evidence laced with fentanyl」』のサムネイル)
米ペンシルベニア州で2017年11月、自宅浴室でフェンタニルを過剰摂取し、病院に緊急搬送された男性。その後、母親が浴室を掃除したが呼吸困難に陥り、2人とも死亡した(画像は『NY Daily News 2017年11月16日付「Mother dies after cleaning up drugs from son’s suspected overdose」(Facebook)』のスクリーンショット)
米カリフォルニア州サンフランシスコで今年4月、歩道で出産した女性の動画がSNSに投稿される。撮影者はこの女性について「その日の午後、“クラック”を吸引し続けていた」と明かして物議を醸していた(画像は『Arisley T Pacheco 2023年4月9日付Instagram「NEWS & Education ONLY」』のスクリーンショット)