エルトン・ジョン(77)は、音楽を手掛けた新作ミュージカルの初演を訪れたが、右目の視力を失ったため「ショーが見えなかった」と告白した。エルトンは9月に声明を発表し、重度の目の感染症の回復中であると伝えた。さらに11月にはインタビューで、「右目の視力を失い、左目も良い状態ではない」とその後の経過を明かした。
現地時間11月1日、英ロンドンのウェストエンドにある劇場「ドミニオン・シアター」で、映画『プラダを着た悪魔』のミュージカル版『The Devil Wears Prada』が初演された。
この日は公式開演を迎えた特別な日であり、ミュージカルの作詞・作曲を担当したエルトン・ジョンが運営する慈善団体「エルトン・ジョン・エイズ財団」への資金を募るチャリティガラとして開催された。
ミュージカルの初演後にステージに現れたエルトンは、観客に向けて挨拶をすると「ショーを見るのは難しかったけど、聞くことは楽しんだ」と述べ、その理由を説明した。
「みなさんもご存じのように、私は視力を失いました。だから、いくつかの試演を見に行くことはできませんでした。」
エルトンは、パートナーで映画制作者のデヴィッド・ファーニッシュ(62)に付き添われてステージを降りる際、「彼は私にとって心の支えだよ」と語った。
エルトンは9月に自身のInstagramで声明を発表し、