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空港の滑走路は約10分間閉鎖された。
この事故について現在、米連邦航空局(FAA)が調査を進めている。幸いにも乗員6名、乗客190名に怪我はなかった。乗客はその晩、アメリカン航空が提供したホテルで過ごし、翌日の正午前にシャーロット・ダグラス国際空港に到着した。
FAAによると、近年バードストライクの件数は増加傾向にあり、昨年だけで全米713の空港から1万9400件が報告されている。しかし今回のように、民間ジェット機が緊急着陸を余儀なくされることは稀だという。
バードストライクといえば、2009年1月15日に米航空会社「USエアウェイズ」の航空機で発生した“ハドソン川の奇跡”が知られている。ラガーディア空港を離陸して間もない航空機に鳥の群れが衝突し、2つのエンジンが制御不能に陥ったものの、チェスリー・“サリー”・サレンバーガー機長(Chesley “Sully” Sullenberger)は見事にハドソン川に不時着させ、奇跡の生還劇を実現した。この出来事は後に映画化された。
なお、中国では今月5日、廈門高崎国際空港に着陸進入中の中国国際航空の航空機が、鳥の群れと衝突する事故が発生した。鳥たちは次々に弾き飛ばされ、その様子を記録した動画に注目が集まった。
画像は『Vanessa Ruffes X「Getting video tonight of a bird strike on an American Airlines flight from LaGuardia → Charlotte Douglas.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)