先月、海外掲示板サイト『Reddit』に犬のレントゲン写真が投稿され、人々を悲しませた。犬は元保護犬で、現在の飼い主に引き取られてから4年が経ったある日、動物病院でレントゲン検査を受けた。その検査の結果、飼い主も知らなかった悲惨な過去の痕跡が確認された。米ニュースメディア『Newsweek』などが報じている。
米ミズーリ州在住のチャーリーさん(Charlie)は、メスの犬“モモ(Momo)”を飼っている。モモとの出会いは、州外で開催された保護犬の養子縁組イベントで、モモをオンラインで見つけたことだった。モモを見たチャーリーさんは、「自分にはこの犬しかいない」と思い、当時のことを米ニュースメディア『Newsweek』にこう語った。
「養子縁組募集中の犬のリストを見ていたところ、すぐにモモが目に留まりました。疲れ切ったシニア犬は、穏やかで静かで愛情のある家庭を必要としているように見えました。その後、モモに会うため養子縁組イベントに行ったら、すぐに意気投合しました。世話をしていた人は、モモがすぐに私に心を開いたことに驚いたようです。」
チャーリーさんがモモを家族として迎え入れた時、モモは7歳になっていた。チャーリーさんはモモについて、野良犬として保護され、虐待や繁殖用に使われた形跡があると獣医に聞いていたが、最近になってさらに辛い過去があったことを知った。
チャーリーさんのもとで4年ほど穏やかに過ごしていたモモだったが、運動能力に問題が生じたため、チャーリーさんは動物病院に連れて行くことにした。そこでレントゲン検査を受けたところ、モモは関節炎と股関節形成不全を患っていることが分かった。
さらに、