セリーヌはオリンピックの開会式で実際に歌っておらず、口パクをしていた疑いがあると報じた。
同紙では多くの専門家が、セリーヌの歌声が事前に録音されたものだと主張しており、オリンピックの組織や式典の制作側は問い合わせに応じていないと伝えた。
クラシックピアニストのエティエンヌ・ゲロー氏は「我々がテレビで聴いたのは、修正されたプレイバック(再生)だった」と話したそうで、匿名希望のサウンドエンジニアも「あれは100%プレイバックでした。最初の音からそう聴こえました」と語っている。
また、YouTubeのユーザー“Wings of Pegasus”として活動するミュージシャンも、セリーヌの本番での歌声はリハーサルと同じものだったと主張した。
こういった報道に対して、セリーヌのファンは激怒していて、SNSでは彼女を擁護するコメントが次々と寄せられた。
「そんなことはどうでもいい。どちらにしてもセリーヌは素晴らしいんだ。」
「彼女は闘病中なのよ。口パクぐらいさせてあげて。」
「もっと大切な情報はないの? 誹謗中傷なんかしても、ファンは気にしないわ。私たちがあの瞬間に感じた感動を奪わないで欲しい。セリーヌのパフォーマンスは、どんなことにも関係なく立派なのよ。」
パリ・オリンピック開会式で4年ぶりに歌声を披露したセリーヌだが、今秋には米ラスベガスで定期公演を行う計画が報じられた。
ある情報筋が米メディア『The US Sun』に語ったところによると、セリーヌは70分のショーで自身のヒット曲の数々を披露する予定で、ショーはラスベガスでF1グランプリが開催される頃(11月21日~23日)に「リゾート・ワールド・シアター」で行われる見込みだ。
関係者によると、セリーヌの健康状態が悪化した場合には定期公演の延期を検討し、コンサートプロモーター「AEG」では、セリーヌがライブをこなせるかどうかを確認するため、最初は短期間でショーを開催する予定だという。
画像は『Céline Dion Instagram「Celine Dion performs on the Eiffel Tower!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)