ようやく左手が解放された。
ヤロポルク君は当時、父親と一緒にいて、サンクトペテルブルク州立小児医科大学(St. Petersburg State Pediatric Medical University)に緊急搬送されて手術を受けたが、左手の中指と小指の骨が皮膚を突き破って露出する「開放骨折」という重傷を負っていた。医師は3時間をかけて骨折のずれを整復し、金属で固定して腱を縫合した。
24日の時点では入院中とのことだが、幸いなことに容体は安定しており、医師は「指は完全に回復する見込みだ」と述べている。
なお、事故原因について調査が続けられているが、父親が一時的に男児を放置していたとされることから「監督義務者としての過失」が問われる可能性もあり、このニュースには次のような厳しい意見が寄せられた。
「あのような危険な場所では、4歳の子とは手を繋ぐべき。子供がかわいそうだ。」
「やんちゃな子ほど目を離してはいけない。良い教訓になったはずだ。」
「もし緊急停止していなかったら、左手を失っていたかもしれないね。」
「いったい親はどこにいたの? 100%親の責任。」
「これは悪夢。少なくとも命が助かったのは幸運だった。」
ちなみに過去にはアメリカの国際空港で、3歳児がエスカレーターから転落して死亡する事故が発生した。男児はきょうだいと一緒にエスカレーター付近で約1時間も危険な遊びをしていて、監視カメラの映像が公開されると、「防ぐことができた事故だった」などと批判の声があがっていた。
画像は『Online47 「В вестибюле метро «Площадь Восстания» ребенку зажевало руку в механизм эскалатора」(Фото: t.me/procspb)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)