グルシムランさんの焼け焦げた遺体を発見した。
ハリファックス地域警察が「ベーカリー部門のオーブン内に女性が閉じ込められている」との通報を受けたのは午後9時半頃で、通信指令員は「オーブンは加熱された状態で、店のスタッフが電源を切ることができるかどうかは分からない」と伝えていた。
ただ、ハリファックス地域警察が到着した際、遺体はすでにオーブンの外に出されており、グルシムランさんはその場で死亡が確認された。
なお、ハリファックス店は現在も閉鎖されており、同地域警察は「捜査は複雑化し、長期化する恐れがある」と述べ、グルシムランさんの死が事故なのか、それとも事件性があるのかについては明かしていない。
グルシムランさんの悲劇の死を受け、インド北西部パンジャーブ州在住の父親と男きょうだいは緊急ビザが下り次第、カナダに駆けつける予定だ。また、母親はショックを受け、心理カウンセリングを受けており、「娘がオーブンの中でどのようにして命を落としたのか。なぜ自分が捜し始めるまで、誰も気づかなかったのか。一刻も早く答えて欲しい。娘のために正義を!」と語っているという。
今回のニュースには、次のような様々なコメントが寄せられている。
「なんて恐ろしいことだろう。」
「ウォルマートで働いたことがあるけど、あのオーブンはウォークイン冷凍庫と同じ構造。もしドアが閉まっても、中から開けられるはずだよ。」
「あの店のオーブンの鍵が壊れていたという噂もある。」
「業務用オーブンに入る際は、2人で作業すべきだ。」
「私もウォルマートのベーカリーで働いていた。オーブンの中に閉じ込められるなんて不可能だよ。何かがあったに違いない。」
「中に入った後で心臓発作を起こしたか、薬物を摂取して中で倒れたか、誰かに殺された後で中に閉じ込められた可能性もある。私はウォルマートで20年働いているが、ウォークインオーブンのスイッチは外にある。加熱されているオーブンに入るとなると、靴底が溶けてしまうので中には入れないはず。誰かが故意にドアを閉め、オーブンのスイッチを後から入れたのかもしれない。死因が重要なカギになる。」
「これは殺人か名誉殺人の可能性がある。貴重な若い少女の命が、こんな非情な方法で失われるとは。何があったのか解明して欲しい。」
「母親のことを思うと心が締め付けられる。彼女の心の傷が癒えることはないでしょう。でも、彼女が少しでも前に進めるように祈っています。」
ちなみに痛ましい事故では2022年に、米イリノイ州の鋳物工場で、39歳の従業員男性が摂氏1500度近い炉の中に転落し、死亡した。現場には体半分だけが残っていたことが伝えられていた。
画像は『New York Post 「Teen Walmart worker found burned to death in walk-in oven ID’d ― and was found by her mom」(GoFundMe)(AP)』『Tushar Goyal Instagram「Waheguru Waheguru」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)