殺人、遺体隠匿、堕胎罪で起訴されることが予想されている。
また、ポーラさんには以前の交際相手との間に誕生した9歳(8歳とも報道)の娘と、養子として迎えた4歳(3歳とも報道)の姪がおり、現在のパートナーであるエドアルドさん(Eduardo)との間に授かった男児エンドリッキ君(Endrick)の誕生を楽しみにしていた。すでにオムツやおもちゃ、衣服を購入し、ベビーカーだけがなかったため、自宅から近いジョセアンのアパートに立ち寄ったとみられている。
一方、ジョセアンは妊娠を切望しており、今年8月に家族や友人に妊娠したことを明かし、パートナーには超音波検査の写真まで見せていたという。当局の調べに黙秘を続けているが、当局は現在、ジョセアンのパートナーも犯行に関わった可能性があるとして拘留している。
捜査主任グラジエラ・ツィネッリ氏(Graziela Zinelli)は、今回の犯行について「ジョセアンは何度も妊娠を試みたが叶わなかった。以前、子供を亡くしたようで、残忍なこの犯行は少なくとも2か月前に計画していたと思われる」と述べ、次のように明かした。
「ジョセアンがポーラさんに近づいたのは自分の誕生日にあたる日で、出産予定日はポーラさんと同じ日を選んでいた。これが偶然だとは考えられず、全てが彼女の計画によるものだった。」
エンドリッキ君は誕生時に身長46センチ、体重2.1キロで、胎盤からの栄養や酸素の供給が長時間絶たれたため、死亡したとみられている。エドアルドさんは初めての実子の誕生を楽しみにしていたそうで、今回の事件に悲嘆に暮れているという。
ポーラさんは16日、地元で埋葬された。叔父のカルロス・アルベルト・ロペスさん(Carlos Alberto Lopes)は「彼女はいつも幸せでいつも笑っていた子だったよ」と涙ながらに語った。
なお、今年1月には米イリノイ州で、「2019年に19歳妊婦を殺害し、胎児を取り出した母を手助けした」として、29歳の女に懲役30年の有罪判決が言い渡された。裁判では事件の詳細が明らかにされ、社会に大きな衝撃を与えた。
画像は『Daily Record 「Woman kills pregnant friend, tears baby from womb then ‘pretends to give birth’」(Image: Jam Press)』『The Mirror 「Woman kills pregnant friend, tears baby from womb then ‘pretends to give birth herself’」(Image: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)