Xユーザーにこう質問を投げかけていた。
「地元民たちがニシキヘビに呑み込まれた子ニルガイを助けようとしている。あなたはどう思う? 自然界に介入することは許されるのか? それとも彼らは正しい行動を取ったのだろうか?」
その後、この動画は大炎上し、次々とコメントが寄せられた。
「自然界に介入しないで! これは食物連鎖の一例。リスペクトすべき。」
「誰もが食事(餌)を確保する権利がある。我々は干渉すべきでない。」
「ヘビを虐待しているだけにしか見えない。」
「楽しんでやっているように見えるよ。怒りを感じる。」
「彼らがしたことでニルガイだけでなく、ヘビの命も危険に晒してしまった。」
「ニルガイはすでに窒息死していたはず。ヘビを叩きのめす必要なんてないよ。」
「ナンセンス。」
「すでに死んだニルガイをなぜ助けようとしたのだろうか? ヘビは忌み嫌われる存在だからか?」
「もしかしたら彼らは、死んだニルガイを食べたのかもしれない。肉は柔らかくて美味しいと聞いたよ。」
「ニルガイは保護されているからね。食べることはないだろう。」
「ヘビが呑み込んだのは人間だった可能性もあったはず。人々はヘビが呑み込んだのが家畜だったのか、人間の子供だったのか確認したかったのでは?」
ニルガイはアジアでは最大のレイヨウとして知られ、インドのほぼ全域に生息する固有種で、「青い牛」という意味を持つ。インドでは1972年に制定された野生生物保護法で狩猟を禁じられており、約10万頭が生息しているそうだ。また、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、絶滅の恐れもなく近い将来絶滅に瀕する見込みが低い「低危険種」に分類されている。
ちなみに今年4月頃にはアルゼンチンで、大蛇で縄跳びをする男たちの姿が捉えられ、SNSで拡散した。大蛇は口を大きく開けて喘いでいるように見え、「虐待」「悪魔だ」「彼らも縄跳びをされる側になったらいい」といった怒りの声が殺到していた。
In a recent viral video some locals try to save a Nilgai calf after it was swallowed by a python. What do you think; is it right to interfere like this in natural world. Or they did right thing. pic.twitter.com/Qgxk0MPUq0
— Parveen Kaswan, IFS (@ParveenKaswan) October 12, 2024
画像は『Parveen Kaswan, IFS X「In a recent viral video some locals try to save a Nilgai calf after it was swallowed by a python.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)