サリーナさんの家族は「2日前に同様の事故が起きていたにもかかわらず、なんの警告もなかった」と憤る。
また、フランコさんも「これは事故ではない」と信じており、「あの道路には街灯などがなく暗いため、サリーナが運転する車は前照灯を上向き(ハイビーム)にして走行していた。石は運転手に向かって飛んできて、サリーナに当たり、ハンドルが効かなくなった。あれは事故ではなく、誰かが故意に石を投げたに違いない」と述べた。
サリーナさんは16人きょうだいの末っ子で美容師になることを夢見ていたそうで、叔父ドリュー・ハリティさん(Drew Harrity)は「全くクレイジーだよ。この道路には殺人者がいる。我々はそいつを見つけ出さなければならない。あの子は夢半ばにして逝ってしまったのだからね」と肩を落として語った。
なお、ロサンゼルス郡保安官事務所は今回の件後、南カリフォルニアのシエラ・ハイウェイで「石を投げた」という男を逮捕しているが、サリーナさんの事故との関連については確認されていないという。
サリーナさんの家族は現在、クラウドファンディングプラットフォーム「GoFundMe」に専用ページを開設して葬儀代などの寄付を募っており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「これは怖い。サリーナさんのために正義を!」
「夜道の走行は気をつけなければならないね。」
「反対車線を走っていたトラックから落ちた石かもしれないよ。」
「あの道路には大きな石が転がっている。あれが跳ね返ったということもあるわよね。」
「カリフォルニア州でホームレスの女が石を投げるのを見たことがある。彼女は捕まったけど、怖いわ。」
「同じ地区でそれも夜にしか起こらないなんて、やはり異常。」
「石を投げた者がいるとしたら終身刑だね。」
ちなみに2017年には米バージニア州で、高さ約9メートルの歩道橋から12歳の少年が飛び降り、下を走っていた車のドライバーが死亡した。少年が落下した衝撃で即死だったと伝えられた。
画像は『GoFundMe 「Donate to Sarina Rodriguez’s Funeral Costs」』『FOX 11 Los Angeles 「Rock thrown through car windshield kills woman on California highway」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)