海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】トレッキング中にケガをした体重50キロの愛犬 担架に揺られて救助される(米)

持ってきた担架にクロスビーを乗せてトレイルの入り口へ向かった。

当時の様子を撮影した写真には、左右に3人ずつ、合計6人で担架を持ち上げ、クロスビーを運ぶ様子が写っている。クロスビーはケガをした足に包帯を巻かれたと言い、写真をよく見ると、右前足に青いカバーがかけられているのが確認できる。レスキューチームはゆっくりとクロスビーを運びながら歩き、午後7時15分にトレイルの入り口に到着した。

担架に乗せられ、6人がかりで運ばれる犬。体重約50キロの愛犬を抱えて歩くことはできず、飼い主は救助要請を行った(『NH Paw Rescue Facebook「Crosby relaxing in the litter, being carried down the Old Bridle Path.」』より)

今回の救助活動の詳細を投稿したFacebookでは、「フランコニア・リッジ・ループは、約9マイル(約14.4キロ)の険しいハイキングコースで、標高1800フィートから5200フィート(約548から1524メートル)以上まで登ります。長時間にわたって厳しい自然環境にさらされ、足場は非常に岩が多くなっています。9月の平均気温よりも高い気温と相まって、クロスビーのような大型犬のゴールデン・レトリバーには荷が重すぎました」と、クロスビーが救助されることになった要因が分析されていた。

また、ペット同伴でハイキングをする際には、犬用のレスキューハーネスや、救急用品などを用意することと、ハイキング中には、肉球をケガしていないか頻繁に確認することを勧めている。さらに、比較的大型であったり高齢の犬の場合には、犬のハイキング能力を慎重に判断するよう、NH Paw Rescueは呼び掛けた。

ちなみに今年7月には米オレゴン州にて、飼い主と一緒にハイキングをしていた体重70キロ超えの大型犬が、途中から一歩も動けなくなり、担架に乗せられ下山したケースが発生していた。

画像は『NH Paw Rescue Facebook「Crosby in the litter.」「Crosby relaxing in the litter, being carried down the Old Bridle Path.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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