スタッフは男が提示した航空券が偽物であることに気付いた。
スタッフが「この航空券では飛行機に乗ることはできません」と伝えると、男は激怒した。建設作業員として働いているこの男は、持っていたバッグから仕事道具の一つと思われるハンマーを取り出し、破壊行為を始めた。
一通り破壊した男は、自分の荷物を乗せたカートを押してその場を離れようとしたが、スタッフの1人が男に話しかけ、空港警備員が男の身柄を拘束した。その後、到着した警察官により、男は逮捕されたと報じられている。
男はパソコン5台やモニター6台を破壊し、被害総額は少なくとも2000万チリペソ(約320万円)にのぼると地元警察が公表している。
このニュースを見た人々からは、「最近はすぐにキレる人が多すぎる」「物を壊したって飛行機に乗れるわけないのに」「こんな人はすべての空港への出入りを禁止した方がいい」「どんな理由があろうとも、これはやりすぎ」など、男の行動に驚きや批判の声が寄せられた。
なお、2022年12月には米マイアミ国際空港で、子どもを見失った母親が「うちの子を捜して!」と叫び、コンピューターのモニターを投げつけるなど大暴れした。この時の被害総額は、約130万円にのぼっていた。
画像は『The Sun 「HAMMER BLOW Watch as passenger goes on hammer RAMPAGE at airport smashing check-in desk after ‘realising he’d been sold fake ticket’」(Credit: @fdo2000 / X)(Credit: X)(Credit: biobiochile)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)