おそるおそる通路を歩き始めた。
ヘンリー王子はパンダのようなメーキャップを施したキャラクターが近づいてくると、恐怖のあまりFワードを使って叫んだ。ジミーに「パンダが怖いの?」と聞かれると、「いや、怖くない」と言いながらも、その場から逃げ出した。
その後も2人は恐ろしいキャラクターに次々と遭遇し、悲鳴を上げたり、おどおどしながら通路を歩き続けた。
ある部屋でスーツにネクタイ姿のキャラクターが登場すると、ヘンリー王子は「あれはマイケル・ブーブレか? よくやったな、バディ」とジョークを放った。
カナダ出身の歌手マイケル・ブーブレは、ヘンリー王子とメーガン妃の古くからの友人だ。今年2月に「インヴィクタス・ゲーム」のプロモーションで夫妻がカナダ訪問をした際には、マイケルがイベントに参加し、王子に名曲『マイ・ウェイ』の替え歌を捧げていた。
ヘンリー王子とジミーはようやくお化け迷路を抜け出し、写真撮影のためにポーズを取った。すると背後の窓が開いて恐ろしいキャラクターが飛び出した。王子はまたもや絶叫し、キャラクターに向かってパンチを投げかける仕草をした。
ヘンリー王子がお化け迷路で悲鳴を上げるなど素の姿を見た視聴者は、SNS上で「これはマジで面白い」「最高! お化け屋敷でヘンリー王子がFワードを放ってる」「ヘンリー王子はとても楽しくて親しみやすく、キュートな人なのね。彼のことが大好きよ!」といった書き込みが見られた。
一方、王子がこのようなコメディ番組ではしゃぐ姿に対し、げんなりした声も相次いだ。
「やれやれ。関係者にとっては、とても恥ずかしいことだ。私は10歳の時にお化け屋敷に行ったけど、悲鳴なんて上げなかったし、大人の娯楽だとは思えなかった。」
「これは自暴自棄の表れでは? 彼は以前、あれほどパパラッチのフラッシュを恐れていたのに。彼は今、本当にどん底でもがいているようだ。」
「プライバシーの追求が上手くいっているようで嬉しいよ。」
「なんて見苦しいことだ。このようなおふざけの番組は楽しさを売りにしているが、薄っぺらで彼らを馬鹿にしている。彼らを動物園のように見せ物にしているんだ。」
画像は『The Tonight Show Instagram「TONIGHT: Prince Harry & Jimmy experience Jimmy Fallon’s Tonightmares!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)