「あの時の感情は言葉に表すのが難しいくらいで、喜び、感動、驚きが入り混じったそんな瞬間でした。娘は私の声に反応して笑い、目をぱっちりと開いて見せたのですからね。あの子が私たちに目一杯の愛を伝えてくれたことを、とても嬉しく思っているのですよ」と述べていた。
一方で、超音波検査を実施した産科医のエドゥアルド・グェルラ氏(Eduardo Guerra)は、「赤ちゃんは子宮内から音を聞き、反応します。家での家族の会話は間違いなく聞いているでしょうね」と断言しつつも、「これまでに何度か似たような経験をしたことはありますが、今回のような反応は初めてで、感動しましたよ」と語っていた。
アンダーソンさんのInstagramに投稿された動画には、「これは凄い」「赤ちゃんが超音波検査で目を開けるのを初めて見た」「この男性は父親になるのが嬉しくて仕方がないようね」「すでに父娘の絆が生まれているなんて素敵!」といったコメントが寄せられた。
専門家によると、お腹の中の赤ちゃんは妊娠20週(6か月)頃から母親の心音や血液が流れる音が分かるようになり、妊娠28週(8か月)を過ぎると外の騒音や声も聞こえるようになるという。ただし羊水の中にいるため、声の抑揚などは識別できるものの、水中に潜っている時に聞くような低くくぐもった音になるそうだ。
なお夫妻は、カントリーミュージックのデュオとして活動を始めて3年になり、ジスレーヌさんが妊娠した時からずっとライスちゃんのために歌を歌い続けてきた。最近は2人が語りかけるとお腹の中で動き出すそうで、「娘は音楽を聴くと特に動きが活発になるようですよ」と興奮気味に話している。
ちなみに2021年には、イギリス在住の女性が「超音波検査の写真に胎児以外のもう一つの顔が写り込んでいる」と明かし、話題になった。この女性は当時、「第2の顔は流産した子で、お腹の赤ちゃんを見守ってくれている」と主張していた。
画像は『Anderson Gislaine Instagram「EMOCIONANTE」「Ja abre a gelada e aumenta o volume que essa é das boa…」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)