「この出会いに触発され、オッドアイについての研究論文を読み始めた。そして『オッドアイがどれほど稀なのか』ということを知ることができたんだ」と明かしていた。
そして今月2日、ドゥルヴさんがInstagramでヒョウの写真を公開すると、「なんてゴージャスな猫なの!」「信じられないくらい美しい目」「素晴らしい」「完璧だ」といった声が寄せられた。またドゥルヴさん自身も、興奮冷めやらぬ様子で次のように綴っている。
「エメラルドの瞳とゴールドの瞳…。これは目の色が異なる非常に珍しい突然変異『虹彩異色症』のヒョウで、バンディプール・トラ保護区で撮影した。インドでの目撃例は初めて…。母なる自然の驚異を目にすることができるのは、本当に素晴らしいことだ。」
なおオッドアイは、病気や怪我などの後天的な理由で発症することもあるそうだが、バンガロールを拠点とする環境保護活動家ジョセフ・フーバー氏(Joseph Hoover)は次のように述べた。
「これは間違いなく珍しい写真だね。ただ犬やウマ、トラなどの動物がオッドアイであることは決して珍しくはなく、オッドアイだからといって動物たちの視力が弱いということもないんだよ。」
ちなみに2020年には、左右の瞳の色が違い、白く神秘的な美しさを持つロシアの11歳少女が話題となった。少女は瞳の色がブルーとブラウンで、全身の色素が欠乏する「アルビノ(先天性色素欠乏症)」が原因だった。
画像は『Dhruv Patil Instagram「An eye of emerald and an eye of gold.」』『Condé Nast Traveller India 「Behind the shot: What it took to photograph a rare leopard in Bandipur」(Dhruv Patil)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)