出血を止めた。
そして救急車で地元の病院に向かった後、ヘリコプターで約200キロ離れたニューカッスルのジョン・ハンター病院トラウマセンターに搬送された。また事故から間もなくして、サメが噛みちぎった右脚が岸に打ち上げられているのが見つかり、氷で冷やされてフェリーで病院に運ばれた。
カイさんの容体は安定しているものの、残念なことに脚の再接着はかなわず、事故から数日後にInstagramで「サメの襲撃はクレイジーでもの凄く恐ろしかった…。それにこれまで見た中で最も大きなサメだったんだ!」と明かしていた。そのうえで生きて愛する家族と一緒にいられることや、たくさんの人に支えられていること、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』に多くの寄付が集まっていることに感謝した。
なおカイさんは、オーストラリア発祥のサーフアクセサリーブランド「Rage(レイジ)」と契約するフリーサーファーで、“レジェンド”として知られており、昨年に首を骨折する重傷を負い、今年1月にサーフィンを再開したばかりだった。ただ今回の事故の後も「必ず復帰する」と前向きな姿勢を崩しておらず、Instagramには多数の応援メッセージが届いている。
ちなみに昨年12月には、オーストラリア北東部クイーンズランド州のビーチで、20歳の男性がサメの急襲を受けていた。男性は命こそ助かったものの、襲撃直後は死を覚悟し「愛する人にサヨナラを伝えたい」とカメラを回しており、その動画がInstagramで拡散した。
画像は『9News 「‘Something missing?’: Surfer attacked by shark shares joke in social post」(9News)』『The Sun 「BLOODY RAMPAGE Watch moment surfer Kai McKenzie is brutally savaged by great white shark & has leg ripped off before it washed ashore」(Credit: YouTube)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)