海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】路上で動けずにいた肥満体の野良犬、保護から7か月後に変貌遂げる(タイ)<動画あり>

のちに甲状腺の病気が見つかった。しかしシンディは、未来の飼い主となるラナさん(Lana)との出会いで、治療を乗り越えながらラナさんのケアのもと、定期的なトレーニングと食事療法を続け、保護から5か月後には走ることができるようになった。

これによりシンディはラナさんに正式に家族として迎えられ、一緒に暮らすこととなった。生きることを諦めていたシンディが、“新たな人生”を取り戻した瞬間だった。しかしながらまだ完全に健康的な体重とは言えなかったため、その後も食事療法が続けられ、ラナさんと一緒にハイキングやビーチを散歩するなどして徐々に体重を落としていった。

そしてシンディは、7か月間で体重が28.5キロにまで落ち、見違えるようにスリムになった。また、皮膚が改善したことで被毛も綺麗に生え揃い、生きる喜びを取り戻したかのようだった。

見事に減量に成功し、健康を取り戻したシンディ。新しい家族に出会い、生きる喜びを取り戻したかのようだった(『Niall Harbison X「This is Cindy Crawford today.」』より)

ちなみにシンディを保護したニールさんはアイルランド出身で、3年半前にアルコール依存症を患い、大量に飲酒したことで命を落としかけたことがあった。そんなニールさんにとって、犬たちを保護する活動が自身の回復の助けにもなったようだ。体調を取り戻すためサムイ島でジョギングを始めたところ、栄養失調の犬をたくさん目にすることになり、お腹を空かせた野良犬に餌をあげて、その動画をシェアしていた。ニールさんの動画は人々の注目を集め、その後動物保護団体「Happy Doggo」を設立することになったそうだ。

ニールさんはシンディについて、7回に分けて投稿したストーリーの最後にこう綴っている。

「シンディはタイの単なる野良犬だったかもしれないが、私たちはシンディから多くのことを学ぶことができると思う。人生ではひどく落ち込むこともある。それでも私たちは、決して負けちゃいけないんだ。」

画像は『Niall Harbison X「On the 22nd of September last year I found Cindy Crawford on the streets.」「This is Cindy Crawford today.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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