「モンタナ州はクマが多く生息する地域です。ハイイログマやアメリカグマとの遭遇に備えておかなければなりません。クマとの遭遇を避けるほうが、クマと遭遇してしまって対処するよりも容易です」と綴られており、クマとの遭遇を回避するための注意点を以下のように挙げている。
・クマ除けスプレーを持ち歩き、すぐに使えるように準備しておく
・可能であればグループで行動し、音を立てることでクマに存在を知らせる
・クマが寄ってきやすい動物の死骸には近づかない
・クマの糞や掘り返された跡、なぎ倒された丸太、ひっくり返された岩、一部食べられた動物の死骸などクマの痕跡に注意する
・該当する土地管理機関が指示した食料保管方法に従う
・クマに遭遇した場合は近づかない
・3月から12月の間は、ゴミや鳥の給餌器、ペットフードなど、その他クマを寄せ付けるものは安全な建物内にしまっておく
・野生動物にエサを与えないこと。餌付けされたクマは本来の採食行動を失い、人間の安全を脅かす。モンタナ州ではクマに餌を与えることは違法
米国国立公園局によると、クマに襲われることは稀であり、基本的に多くのクマは自分の居場所や食べ物、子グマを守ることにしか興味がないという。逆にこれらが脅かされると、クマは攻撃的になりやすいようで、昨年7月には、同州にあるイエローストーン国立公園でハイイログマに襲われた47歳の女性が死亡していた。
画像は『New York Post 「72-year-old man fights off, kills aggressive grizzly bear that attacked him while picking berries」(AP)(Mike Leggett/Special to American-Statesman / USA TODAY NETWORK)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)