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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】65度の高温シャワーで76歳男性が死亡 宿泊施設側に遺族へ3億円超の支払い命令(米)

その治療も行われたという。

2022年4月、アレックスさんの容体は安定し、自宅があるノックスビルのリハビリ施設に移動した。しかし、数か月後に再び容体が悪化したためノックスビルの病院に入院したが、2022年6月19日に息を引き取った。

熱傷を負ったアレックスさんは屋台での仕事を続けたが、入院や手術を経て7か月後に息を引き取った(『New York Post 「Hotel guest dies after being burned by scorching 150-degree shower」(Dignity Memorial)』より)

アレックスさんの死から4か月後、アレックスさんの姪は、エコノ・ロッジのオーナーであるサンジェイ・パテル氏(Sanjay Patel)と運営会社「Aspyn, LLC」に対して損害賠償などを求める裁判を起こした。

そして今月3日、「サンジェイ氏は、宿泊客が十分安全に利用できる状態を維持するための点検や注意を怠った」という結論に至り、医療費や葬儀費用、痛みや苦しみに対する損害賠償、懲罰的損害賠償として、宿泊施設側は合計200万ドル(約3億2300万円)以上を遺族へ支払うように命じられた。

遺族の弁護人であるジェフ・ブランケンシップ氏(Jeff Blankenship)は、「被告による不当な行為とアレックスさんが負った恐ろしい傷を、陪審員に認めてもらえたと遺族は感じています。彼の死は深刻な熱傷に起因した合併症によるもので、宿泊施設の経営陣が顧客の安全のために適切な手順を踏んでいれば、簡単に防ぐことができたはずです」とコメントしている。

今回の事故が各メディアに報じられると、「これは怖いな」「シャワーを浴びる前に、手や足で温度を確認すべき」「ホテルも悪いけど、すぐに病院に行かなかったこの人の対応も良くない」「こういうことが起きるから、ちゃんとしたホテルにしか泊まらない」など様々な声があがっている。

画像は『New York Post 「Hotel guest dies after being burned by scorching 150-degree shower」(Kentucky Tourism)(Dignity Memorial)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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