メーガン妃の回顧録は王室にとって「新たな爆弾投下となり、さらなるダメージを与えるだろう」と警告した。
そして英メディア『The Sun』は現地時間20日、ヘンリー王子夫妻に対して辛辣なコメントをすることで知られる、英王室専門家トム・バウアー氏の見解を報じた。
同メディアのインタビューに応じたトム氏は、「サセックス公爵夫妻の未来はかなり厳しく、衰退の道をたどっています」と述べ、メーガン妃が回顧録を執筆する理由について、こう解説した。
「ヘンリー王子夫妻は、お金が必要になったり、評判を煽る宣伝が必要になると、またしても新たな爆弾を投下するのです。」
そして「我々は、今もメーガン自身の回顧録が出るのを待っています。彼女自身が執筆しているのは確実です」と言い、妃に対して皮肉たっぷりの言葉を浴びせた。
「彼女は文章を書くのが上手です。だから、(回顧録は)罵詈雑言と嘘で埋め尽くされたものになるでしょう。彼女はセンセーショナルな見出しが欲しいだけで、真実など語るつもりはありません。それこそ彼女が使う“究極の武器”なのです。」
今年2月にはチャールズ国王ががんと診断されたことを公表し、3月にはキャサリン皇太子妃もがんの治療中であることを告白した。
そのこともあってか、ヘンリー王子夫妻は今年に入ってから王室に関する爆弾発言を控えているようだ。
しかしトム氏は、「夫妻が意図的に攻撃を抑制している」といった見解を否定し、メーガン妃がもっと大きなことを企んでいると主張した。
「彼女はヘンリーに主導権を握らせ、自分の回顧録のための時間を確保しているのです。“沈黙を守る公爵夫人”や“予備兵器”として見られる方がよほど嬉しいんですよ。」
ヘンリー王子は今月11日、米ロサンゼルスで開催された「ESPY賞授賞式」で、戦死したNFL選手の名を冠した「パット・ティルマン賞」を受賞した。王子が設立した負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」への功績を称えたものだった。
しかし王子の受賞に対しては多くの反発があり、授賞式前には再考を求める嘆願書が提出された。さらに、パットさんの母親も「もっとふさわしい人物がいる」と激怒した。
世間の批判にもかかわらず、ヘンリー王子はメーガン妃と会場の最前列席に座り、受賞スピーチでは「私ではなくインヴィクタスに贈られたもの」と強調していた。
画像は『Invictus Games Foundation Instagram「It was wonderful for The Duke and Duchess of Sussex to join us for the Family & Friends party」「No matter the road ahead, we are here for you.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)