姉妹はまるで双子のようにそっくりだ。
カミラ王妃とアナベルさんは、女子シングルス準々決勝でエレーナ・ルバキナ選手(カザフスタン)がエリナ・スビトリーナ選手(ウクライナ)を下して、ベスト4進出を決めた対戦を見守った。現地メディアによると、姉妹は観戦中に談笑するなど、とても仲の良い様子だったという。
アナベルさんは2023年3月、50年間連れ添った夫サイモン・エリオット氏(享年82歳)を病気で亡くした。
その後、カミラ王妃は悲しみに暮れる妹に寄り添った。昨年5月に英ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われたチャールズ国王の戴冠式では、アナベルさんが王妃の付添人の一人という重要な役割を務めていた。
アナベルさんは、同年12月に英BBCで放送されたドキュメンタリー番組『Charles III: The Coronation Year(邦題:素顔のチャールズ3世 -イギリス 新国王の1年-)』で、国王の妻となった姉をこのように称賛していた。
「彼女は国王の支えです。このことはいくら強調しても足りないほどです。彼女は完全に忠実な人で、激しい浮き沈みなどないのです。」
カミラ王妃とアナベルさんは外見が似ているものの、性格は対照的であるようだ。王妃は若い頃に社交界デビューを好んだが、アナベルさんは静かな生活を好み、イタリアのフィレンツェで美術を学んだ。そして23歳の時に実業家で地主のサイモン氏と結婚し、2人の娘と1人の息子をもうけた。
アナベルさんはインテリアデザイナー兼アンティークディーラーとして、英ドーセットに拠点を置く「Annabel Elliot Interior Design and Antiques」を経営しており、チャールズ国王とカミラ王妃は2005年の結婚以来、彼女の事業を支援している。アナベルさんはこれまで、王室が英国各地に所有する邸宅の改修も任されてきた。
画像1枚目は『The Royal Family Instagram「Game, set, match!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)