![ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2023/09/house230923-220x195.jpg)
ゾウの怒りが収まることはなく、最後はバラクリシュナンさんの頭に噛みついて持ち上げ、地面に投げつけた。
この直後、他のスタッフが慌ててゾウを止めようと助けにきたが、すでに手遅れの状態だったようだ。
インドのニュースメディア『Free Press Journal』によると、バラクリシュナンさんの遺体は検視後に家族のもとへ引き渡されたという。
また同メディアはケララ・ファームで飼育されているゾウについて、観光などの娯楽目的で使用する動物として義務付けられている「インド動物福祉委員会」への登録が行われていなかったことを報じている。
ケララ・ファームのあるイドゥッキ地区にはゾウのサファリセンターが8か所あり、全部で35頭のゾウが飼育されているそうだ。しかし、動物福祉委員会に登録されているゾウはたったの4頭だけだった。イドゥッキ地区を管轄する森林局では今回の事故を受けて、ケララ・ファームを含む全てのゾウのサファリセンターに営業停止命令を下したという。
画像は『The Hindu 「Elephant kills mahout, Forest dept. files case against safari centre in Kerala」(Photo Credit: SPECIAL ARRANGEMENT)』『Free Press Journal 「Horrifying VIDEO: Elephant Mercilessly Tramples Mahout To Death At Safari Centre In Kerala’s Kallar」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)