米テキサス州で先月30日、21歳の男が叔父を射殺して逮捕された。男は2羽のニワトリの所有権を巡って叔父と口論になり、最終的に叔父に向かって発砲したという。叔父はその場で死亡が確認され、男は第一級殺人容疑で逮捕されたという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
米テキサス州ヒダルゴ郡保安官事務所によると、事件は先月30日に同郡ミッション市の民家で発生した。逮捕されたアーロン・セルバンテス(Aaron Cervantes、21)はこの日、家族とともに叔父フェルナンド・マドリードさん(Fernando Madrid、54)の自宅である同民家を訪れた。
アーロンとフェルナンドさんは、2羽のニワトリ(雄鶏)を巡って争っていたそうで、アーロンはニワトリの所有権は自分にあると主張し、連れ去ろうとしていた。この行動に激怒したフェルナンドさんはアーロンに詰め寄り、激しい口論に発展した。言い争いは次第にヒートアップし、頭に血が上ったアーロンは持っていた拳銃を取り出し、フェルナンドさんに向けて発砲した。
通報を受けた保安官代理らが午前3時53分に現場へ駆けつけると、家の外にアーロンと1人の男性、そしてバスルームで銃創を受けたフェルナンドさんを発見した。家族の話によると、フェルナンドさんは室内で撃たれたと言い、救急隊も駆けつけたが、その場で死亡が確認された。
フェルナンドさんに向かって発砲したアーロンは、第一級殺人容疑で逮捕され、