ロシェルさんはただ「体重を減らすように」と言われ続けてきたという。
そうして苛立ちを募らせたロシェルさんは、乳房縮小術について自分でリサーチを始め、20年以上のキャリアがあり、これまでに2万件以上の手術を手掛けてきた形成外科医マーク・ソロモンズ氏(Mark Solomos)を探し当てた。
そして2022年12月、ロシェルさんはソロモンズ医師の執刀により、約207万円(10,500ポンド)をかけて乳房縮小術を受け、胸のサイズを36DD(日本サイズの標準Eカップ)まで小さくすることに成功した。それぞれの胸から1キロ以上の余分な組織が切除されたうえ、傷跡もないという。
ロシェルさんは自分の人生を変えた手術についてこのように述べる。
「私は肌が黒いため、黒い皮膚の患者の手術経験が豊富な医師を探すことがとても大切だったのです。なぜなら手術後、黒い肌がケロイド状に傷ついた酷い症例を見たことがあり、怖くなったのです。当時は手術をしたい気持ちが失せたほどです。」
「ただ乳房が小さくなってからというもの、ショッピングに出かけたり、自信を持ってデートをすることができるようになりました。手術後はまだ、友人らと一緒に休暇に出かけてはいませんが、まもなく行く予定の女友達との旅行をとても楽しみにしています。今回は絶対、ビキニを着るつもりですよ。」
なおロシェルさんは、ソロモンズ医師を「偉大な外科医」と呼び、「彼のおかげで、ずっと快適に過ごすことができた」と明かすと、次のように述べて笑顔を見せた。
「私は37歳。でも人生はまだ始まったばかりなのです!」
ちなみにロシェルさんのように大きな胸に苦しむ人がいる一方で、豊胸に憧れ手術を繰り返す女性もいる。2020年、当時42歳だった米ミシガン州に住むモデルの女性は「ZZカップ(アメリカのブラのサイズ)」という途方もない大きさだった。
画像は『Metro.co.uk 「I got a breast reduction at 37 from a 36HH and my life has only just started」(Picture: Jam Press)』『New York Post 「My boobs ballooned to a gigantic size due to a rare condition ― my life has been a living hell」(Jam Press)』『AB TikTok「The reveal」』『Toni Lewis Tiktok「The difference」』『Foxy Menagerie Verre X』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)