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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】裏庭の遊具で遊んでいた5歳女児、ロープが首に絡まり死亡(米)

米コロラド州で今月8日、自宅裏庭の遊具で遊んでいた5歳女児が死亡する事故が発生した。遊具のロープが首に巻き付いたことで酸素不足状態となり、集中治療室へ運ばれたものの息を引き取った。女児の家族は臓器提供を決断し、臓器移植を必要とする子どもたちの命を救ったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

事故は今月8日、米コロラド州フォート・コリンズ市にある民家で発生した。この家に住むオーロラ・レイ・マスターズちゃん(Aurora Rae Masters、5)が、裏庭にある“ディスク・スウィング(disc swing)”と呼ばれる丸い円盤がロープで吊るされている遊具で遊んでいた時、ロープが首に絡まってしまったという。

オーロラちゃんの大叔母ブレンダ・ケネディさん(Brenda Kennedy)は、「オーロラは小さなプラスチックの滑り台をディスク・スウィングのそばへ寄せて遊んでいるうちに、どういうわけかロープが首に絡まってしまったんです」と当時の状況を説明した。

オーロラちゃんが遊んでいたのは、丸い円盤がロープで吊るされた“ディスク・スウィング”と呼ばれる遊具だった(『New York Post 「5-year-old dead after being strangled by backyard swing in freak accident」(Lucy ― stock.adobe.com)』より)

通報を受けて同市の警察官が駆けつけ、救急隊が到着するまで救命措置を施した。その後、オーロラちゃんは小児病院「Children’s Hospital Colorado」の集中治療室へ運ばれた。

オーロラちゃんは首が絞まって息ができなくなっていたことにより、酸素不足を引き起こしていた。取り返しがつかないほどの脳腫脹を起こしており、数日間治療が続けられたが、回復は難しかった。そして今月11日、オーロラちゃんの家族は終末期ケアに切り替えて臓器提供を行うという苦しい決断を下した。

一家が治療を止める決断をしたこの日、

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