頭蓋骨を傷つけないように慎重に切除手術を行った。
そうして10時間を要し、7キロもの腫瘍を切除することに成功。火傷・形成外科部長のサンジェイ・ギリ医師(Dr. Sanjay Giri)は術後、次のように語った。
「患者の腫瘍は異常に腫れていて、腫瘍を頭皮から切除する手術はリスクが非常に高いものでした。ただ腫瘍は、頭蓋骨には達していないことも分かりました。」
なおラビンドラさんは順調に回復し、2週間後には自由に動けるようになったそうで、「私はすっかり元気になり、気分も楽になりました。医師は私の命を救ってくれたのです」と述べ、医療チームを「守護天使」と呼んで感謝した。
一方でアシュトシュ氏は、医師らの見事な連携と献身的な仕事ぶりを称え、「現在の患者を見ると、術後の合併症もなくとても元気なのが分かります。彼は25年間も腫瘍を抱えていました。腫瘍は半年以上をかけて急速に成長し、生検の結果、増殖したがんであることが判明したのです」と明かした。ラビンドラさんが今後、放射線治療や化学療法を受けるのかについては言及していないものの、今後は定期的な経過観察が必要になると思われる。
ちなみに先月には、首の後ろから9キロの腫瘍がぶら下がっていたドイツの30歳の女性が、アメリカで“人生を変える”手術を受けたことが報じられて注目された。また過去には、台湾の91歳のおばあちゃんの右腕から角が生えたこともあり、医師を仰天させていた。
画像は『The Sun 「‘LIFE-CHANGING’ Incredible transformation as man, 51, has giant head tumour removed in intricate 10-hour operation」(Credit: All India Institute of Medical Sciences)、「DOUBLE HEADER Man with ‘two heads’ for 15 years has tumour size of a melon removed after it ‘damaged his skull’」(Credit: Jam Press/Rare Shot News)』『TLC Instagram「Alexandra’s tumor has been growing for over a decade」「After 16 years, Tim is clean shaven and tumor-free!」』『壹蘋新聞網 「91歲嬤手臂離奇長角 媽祖開立轉診單救命!仙界指定的醫師4字回應」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)