イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】アン・ハサウェイ「オーディションでキス強要」発言を複数のキャスティング・ディレクターが否定

アンが2000年代前後に出演した映画やTVシリーズのキャスティング・ディレクターに取材し、実際にこのようなオーディションがあったのかを確認した。

映画『プリティ・プリンセス』では、主役を演じたアンが2人の男性とキスをするシーンがある。同作のキャスティング・ディレクターを務めたドナ・モロンさんは、男性俳優とのキスを要求するようなオーディションには参加したことがないと否定した。

さらに、1990年代後半から2000年代前半に放送したTVドラマ『Get Real』のキャスティング・ディレクター、リンダ・ラモンターニュさんも、このようなオーディションの存在を否定し、このように述べた。

「私は1988年のTVシリーズ『Capital News』以来、キャスティングの仕事をしてきましたが、正直なところ、オーディションや相性テストで俳優同士にキスをさせることはありませんでした。」

「もし私のキャリアの中で、わずかなシーンしかなかったとしても、オーディションのために(キスをする)シーンを選ぶことはないでしょう。新しいものや確立されたもののオーディションを受けるのは大変だし、タレントに不快な思いをさせたくありません。今のままで十分なプレッシャーなのですから。」

また、アンが出演した映画『ブロークバック・マウンテン』(2005年)のキャスティング・ディレクター、エイヴィ・カウフマンさんも、アンがインタビューで明かしたことについては、まったく記憶にないと語ったという。

アンは、5月2日よりPrime Videoで独占配信される映画『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』で、年下のボーイズバンドのシンガー“ヘイズ”と恋に落ちるシングルマザー“ソフィー”を演じた。

映画『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』のプレミア上映会で。アンとニコラスは、年の差恋人役で共演した(『Anne Hathaway Instagram「For the Moonheads」』より)

今回のインタビューでアンは、恋人役を演じる俳優を発掘するためのオーディションの内容について、こう語った。

「私達はオーディションに来た俳優達に、彼らが演じる役柄が好きそうな曲を選んでもらったのよ。私が演じる役柄を踊らせるためにね。それで、彼らに短いアドリブをしてもらうの。」

アンの相手役に抜擢されたニコラス・ガリツィン(29)は、米バンド「アラバマ・シェイクス」の楽曲を選んだそうだ。アンはボーカリストの歌を聞いた途端に微笑み、ニコラスと一緒にダンスを楽しんだ。マイケル・ショウォルター監督は、2人が踊る姿を見ながら、にこやかに微笑んでいたという。

画像は『Anne Hathaway Instagram「That’s a wrap on #ArmaggedonTime!」「For the Moonheads」「“Hers” for @vmagazine」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

米誌『V Magazine』のインタビューに応じたアン。2000年代のオーディションでは、相手役との相性を確かめるためにキスをすることが普通だったという(『Anne Hathaway Instagram「“Hers” for @vmagazine」』より)

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