その際に小学生の1人からオートグラフを求められて、「自分の名前は書けないけど、絵なら描けるわよ」と答え、花や木、植物のある池を描いたという。
さらに2人目の子どもからオートグラフを求められると、皇太子妃は「私の名前はキャサリンよ。サインを書くことは許されていないの。これはルールの一つなのよ」と説明したそうだ。
そしてダニエラ氏は、メーガン妃が子ども達とポラロイドカメラに向かってポーズを取り、写真にサインをする場面について、亡きクイーンマザー(故エリザベス女王の母)が大変驚いているだろうと揶揄した。
「ちょうどその時、クイーンマザーが墓の中で転がり、一緒に埋葬されることを主張した高い基準を倒してしまった。」
しかし、ダニエラ氏はメーガン妃の行動を批判するのではなく、王室に古くから伝わる伝統について「王室の存在がいかに滑稽であり、どれほど人為的に束縛されたものであるかを思い起こさせる」と懸念を示した。
キャサリン皇太子妃が正式な声明文を発表する際には、文書の最後に自身の名前の頭文字“K”のアルファベットを署名している。
王室メンバーは公文書や訪問先での来客名簿にシグネチャー(署名)をすることはあるが、オートグラフに応じることはない。
英メディア『Express.co.uk』によると、手書きのサインは偽造される恐れがあるため、すべての王室メンバーはオートグラフをしないという長年のルールが適用されているという。
メーガン妃はヘンリー王子と結婚する前の2018年1月、英ウェールズのカーディフを訪れた際、群衆の中にいたケイトリンちゃんという少女のサイン帳に「ハイ、ケイトリン(Hi Kaitlin)」とメッセージを記し、ハートとスマイリーの絵を添えた。
妃は自分の名前を記さなかったものの、当時のケイトリンちゃんは「ドキドキしました。王族からサインをもらうなんて初めて。みんなに嫉妬されるかも」と感激を語っていた。
Meghan Markle, the Duchess of Sussex, put smiles on a lot of faces at Children's Hospital Los Angeles with her visit for a very special story time! 📚❤️
🎥: @childrensLA pic.twitter.com/aALTPiNebn
— ExtraTV (@extratv) April 2, 2024
画像は『Children’s Hospital L.A. Instagram「To round out the end of another great #MakeMarchMatter campaign, on Thursday, March 21st,」』『ExtraTV X「Meghan Markle, the Duchess of Sussex, put smiles on a lot of faces at Children’s Hospital Los Angeles with her visit for a very special story time!」』『The Prince and Princess of Wales Instagram「Picnic season is upon us,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)