ケンジントン宮殿の公式Instagramで声明文が発表され、キャサリン皇太子妃は写真加工を認めて謝罪した。
投稿では、「多くのアマチュア写真家がそうであるように、私も時折、編集を試みることがあります。昨日公開した家族写真が混乱を招いたことをお詫びいたします。母の日を迎えられたみなさまが、幸せであることを願っています」と記され、キャサリン皇太子妃の名前の頭文字“C”のアルファベットが添えられた。
ある王室側近は現地メディアの取材に応じ、「これはウィリアム皇太子が撮影した、アマチュアの家族写真です」と話しており、皇太子夫妻は母の日に家族写真を提供したかったため、キャサリン皇太子妃がわずかな調整を行ったと説明した。
この人物は「ウェールズ一家は母の日をともに過ごし、素晴らしい一日を送りました」と語っている。
なおケンジントン宮殿は、編集前のオリジナル写真を公開するよう求める声に対し、そのような写真を公表するつもりはないと伝えている。
キャサリン皇太子妃が家族の写真を加工したという今回の騒動に、英国民はSNSでこのような意見を交わし合っている。
「これってそんなに重要なこと? キャサリンが素敵な母の日を過ごしたことを願っている。これは彼女と子ども達の写真ってだけだ。順調に回復していることを祈るよ。」
「だけど、セレブの写真は掲載されているじゃない。すべて加工だらけなのに!」
「問題や欠点を探すような社会になってしまった。キャサリンが名乗りを上げ、ゴシップを和らげたのは良いことだ。なぜ私達は、ポジティブなことに目を向けようとしないんだろう。」
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Thank you for your kind wishes and continued support over the last two months.」、Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)