このように続けた。
「実は新しいソファーを購入したばかりの頃に、娘はそのクッション中材をかじってしまってね。普段の食事は好き嫌いが激しいのに、ソファーの前に座り、ひたすらスポンジを食べていたのよ。」
「それに家の壁の漆喰、おもちゃの中のウール、植物、ろうそくを食べていたこともあるわ。ハイチェアのテーブルにスナックを置いても、娘が食べるのはハイチェアなのよ。」
「幸いなことに、これまで口にしたもので怪我をしたことはないけど、写真の額縁を8つも割ってガラスを食べようとしたこともあってね。ありとあらゆる方法で、食べるべきではないものを見つけ出すの。」
なおステイシーさんは、自閉症が睡眠に大きく影響していると考えているそうで、「娘は夜中に何度も目を覚ますの。午前2時に起き、ベビーベッドとブランケットを食べていたこともあったくらいよ」と明かしている。
そのため24時間の監視が必要で、別居中のパートナーで娘たちの父親でもあるライアンさん(Ryan、30)と共同で子育てをしているが、疲れを感じることもあるという。ただ現在は、ウィンターちゃんが何を欲しているのかを理解し、五感を刺激するセンサリープレイ(感覚遊び)を取り入れ、異食症の症状を和らげる工夫をしているそうで、最後にこのように語った。
「医師には『私たちにできることはあまりない』と言われているけど、娘は形が違うパスタなどはよく食べてくれるの。触って遊ぶことができるからね。異食症は決していいことではないけれど、ガラスを食べない限りものすごく危険というわけでもないわ。大切なのはしっかり監視すること。そして娘が成長とともに、異食症を克服できるように願っているわ!」
ちなみに2021年にも、英キングストン・アポン・ハルに住む異食症の4歳男児が話題となっており、母親は「毎日おむつや家具を食べている」と明かしていた。
画像は『Metro.co.uk 「Girl, 3, with rare condition can’t stop eating the walls, sofa and glass」(Picture: SWNS)、「Family can’t have sponges in the home as mum can’t stop eating them」(Picture: Kennedy News and Media)』『New York Post 「My daughter eats plaster, foam, wool ― what we’ve learned about her unusual condition」(Stacey A’Hearne / SWNS)、「Woman spends $10.5K on baby-powder addiction, eats a bottle a day」(SWNS)』『Manchester Evening News 「‘He ate half a book’: Mum hits out at cruel jibes over toddler’s rare condition which causes him to eat nappies and furniture」(Image: CATERS NEWS)』『The Mirror 「Doctors discover 187 coins in man’s stomach after he complained he was ‘bloated’」(Image: Newslions Media / SWNS)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)