海外発!Breaking News

writer : kanna

【海外発!Breaking News】「そんなことしないで!」個人的な口論が発端 スーパーボウル優勝パレード銃乱射(米)<動画あり>

カンザスシティのラジオ局『KKFI』でラテン系音楽番組のディスクジョッキーを務める2児の母、エリザベス・“リサ”・ロペス・ガルヴァンさん(Elizabeth “Lisa” Lopez Galvan、44)であることが公表された。リサさんは娘と息子、親戚の子どもらとパレードを観に行っていた。同行した子どもらも負傷している。

死亡が確認された女性は、地元ラジオ局のDJで、カンザスシティ・チーフスの熱烈なファンだった。夫と成人した子ども2人がいた(『New York Post 「Lisa Lopez-Galvan, Kansas City Chiefs superfan and mom of 2, killed in Super Bowl parade shooting: ‘Most wonderful, beautiful person’」(Facebook)』より)

別の被害者の1人、ジェイコブ・グーチ・シニアさん(Jacob Gooch Sr)は、朝のニュース番組『CBS Mornings』のインタビューに応じ、妻と13歳の息子も撃たれたが、自分は犯人を見ていなかったと述べた。しかし彼の妻と娘は、容疑者の男が銃を引き、無差別発砲を始めるのを目撃した。

ジェイコブさんは、女性と他の誰かの間で口論があったのを聞いたと述べ、「女性は『そんなことしないで、ここではやめて』のようなことを言った」と付け加えた。

また、ジェイコブさんは「私の娘が言うには、その後、周囲の人々が後ずさり始めたときに、男は銃を引き抜き、発砲しながらぐるぐる回り始めた」と、発砲の瞬間の様子を語った。

なお、現場からは自動小銃が押収されたという報道もある。

2年連続4度目のスーパーボウルを制したカンザスシティ・チーフスのパレードは、約3.2キロの道のりを進んで事件現場となったユニオン駅に到着し、駅舎前で選手らのスピーチが行われた。地元の学校が休校にしたため、多くの家族連れを含む群衆は100万人と推定され、カンザスシティ警察は800人の警察官を600か所に配備していた。

発砲は演説集会直後、ファンらが会場を離れ始めた頃に起きた。カンザスシティ・チーフスの選手や家族らもユニオン駅構内に残っていたが、チーム関係者は全員無事だった。

容疑者のうち成人の1人はのちに釈放された。

インターネット上には、容疑者の1人と思われる人物が観客からタックルされて取り押さえられる場面を捉えたものや、負傷者に心臓マッサージをしている場面など痛ましい動画が、現場を目撃した人々によって撮影され公開されている。カンザスシティ警察とFBIは、特設サイトを設置して、証拠になるような動画や証言を募っている。

画像は『KMBC-TV 「Two juveniles remain in custody following Kansas City Chiefs parade and rally shooting」』『TMZ 「CHIEFS RALLY FATAL SHOOTING NEW VIDEO REVEALS RAPID-FIRE SHOTS AR-Style Rifle Seized, 22 Gunshot Victims」』『New York Post 「Lisa Lopez-Galvan, Kansas City Chiefs superfan and mom of 2, killed in Super Bowl parade shooting: ‘Most wonderful, beautiful person’」(Facebook)』『Master of the Pines X「Here it is. Live and direct .. share..」』『ABC13 「El Ranchito taqueria in SW Houston broken into 5 days after fatal shooting, surveillance video shows」』『ABC News 「17-year-old murder suspect accused of shooting 2 teens at his home」』『FOX 32 Chicago YouTube「Reporter covering Denver school shooting reunited with student son in viral moment」』『ABC7 「Burlington shooting: LAPD releases bodycam video in fatal shooting of 14-year-old」』より
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

2023年8月、米ニューヨーク州のある交差点の真ん中で銃を振り回す女が現れた。警察はSUVタイプのパトカーで女をはねて取り押さえていた(『Master of the Pines X「Here it is. Live and direct .. share..」』より)

2023年1月、米テキサス州のレストランに現れた強盗。客に射殺されるも、正当防衛か否かで物議を醸した(『ABC13 「El Ranchito taqueria in SW Houston broken into 5 days after fatal shooting, surveillance video shows」』より)

米テキサス州で2023年12月、銃撃事件が発生。容疑者は17歳少年で、友人たちに母親に買ってもらったという銃を自慢していた。しかし何の脈絡もなく、突然一緒にいた友人の頭を銃撃したという(『ABC News 「17-year-old murder suspect accused of shooting 2 teens at his home」』より)

米コロラド州の高校で2023年3月に発生した銃撃事件を取材していた女性リポーター。生中継中に同校に通う息子を見つけて抱きしめていた(『FOX 32 Chicago YouTube「Reporter covering Denver school shooting reunited with student son in viral moment」』より)

米ロサンゼルス郊外の衣料品店で2021年12月、試着室にいた14歳少女が警察官が発砲した流れ弾に当たり死亡していた(『ABC7 「Burlington shooting: LAPD releases bodycam video in fatal shooting of 14-year-old」』より)

1 2