これらの種類の食肉はアメリカへの持ち込みが許可されていない。
すぐに霊長類に関する規制当局である疾病予防管理センター(以下、CDC)へ連絡し、CDCは破棄するかフランスに返却するよう、デルタ航空に要請した。その後、4キロの重さのブッシュミートはCDCによって押収され、破棄されることになった。
CBPボストン地区港湾局長のフリオ・カラビアさん(Julio Caravia)は、「ブッシュミートを米国に持ち込むことによってもたらされる潜在的な危険は、現実に起きています。ブッシュミートは、エボラウイルスを含む病気を引き起こすこともある細菌を運ぶ可能性があるのです。CBPの探知犬や農業専門家の働きは、こうした潜在的な危険がアメリカに侵入するのを防ぐのに、非常に重要なものでした」とコメントしている。
なおブッシュミートを持ち込んだ乗客は、個人的に食べる目的で持ち込んだと説明しており、この件で起訴されていないと報道されている。
ちなみに昨年10月には、タイから台湾の空港へ向かっている機内で合計30匹以上の動物が発見され、客室乗務員が逃げ出したネズミやカワウソなどを次々に捕まえていた。
画像は『U.S. Customs and Border Protection 「CBP K9 Sniffs Out the Illegal Import of Mummified Monkey Remains」「Unusual Repurpose of Giraffe Feces Seized by Minnesota」「Dulles CBP Intercepts Dead Birds in Passenger Baggage from China」』『Metro 「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)』『กรมอุทยานแห่งชาติ สัตว์ป่า และพันธุ์พืช Facebook「เจ้าหน้าที่กรมอุทยานฯ สนธิกำลังหน่วยงานที่เกี่ยวข้อง」』『The Jakarta Post 「Island focus: Attempted human skull smuggling foiled」(JP / Zul Trio Anggono)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)