アビゲイルさんの自宅で大胆にも寛ぎ始めたのだった。
アビゲイルさんによると、以前も今回と似た状況で警察官がアビゲイルさんの行方を捜索したことがあったという。しかしその時は、自宅にアビゲイルさんの姿がないことを確認し、警察官らはパトカーの中で待機していたそうだ。
「警察官は人々を守るために一生懸命働いてくれていると思っていたのに、期待外れですし、プロフェッショナルとは言えません。彼らの態度は、まるで私をバカにしているようでした。当時は天気が悪く、寒くて雨が降っていたので私は深刻なメンタルクライシスを起こしていました。それなのに彼らは座ってテレビを見て、『彼女が行方不明になろうと関係ない』とでも言っているかのようでしたね。彼らの行動に嫌悪感を抱きましたし、精神的なトラウマに繋がりましたよ。」
そのように怒りをあらわにするアビゲイルさんは、プライバシーが侵害されたとしてグレーター・マンチェスター警察に苦情を申し立てた。また、メンタルクライシスを起こしていたため、逮捕されたのは不当であるということも主張しており、現在も警察と連絡を取っている。
アビゲイルさんの苦情を受けて内部調査が行われたが、グレーター・マンチェスター警察は該当する2人の警察官の行動について「行動基準に違反するものではない」と結論付けたが、「反省してそこから学ぶべきだ」とも述べた。
グレーター・マンチェスター警察の広報担当者は、「グレーター・マンチェスターは常に999コール(緊急電話番号)があり、それに対応しなければならない多忙な管轄区域です。今回のような防犯カメラの映像が説明もなしに公開されれば、市民の信頼と信用を損なう可能性があることは理解できます」とコメントしており、2人の警察官は指示があってアビゲイルさんの自宅で待機していたものの、テレビの視聴やダンベルの使用は控えるべきだったと反省しているという。
今回の件が複数のメディアに報道されると、「女性に対しての敬意が感じられない」「この警察官は解雇されたの?」など警察の対応に批判の声があがる一方で、「女性は失踪中に映像を見て自分が捜索対象であると分かっていたのに、居場所を明かさなかったってこと?」「警察はやるべきことをしているし、何も間違ったことはしていないと思う」「下着が入っている場所を見られたわけでもないし、この女性は精神的な問題で苦情を言っているだけじゃない?」など、大した問題ではないと捉える声も寄せられている。
画像は『BBC 「Wigan woman ‘disgusted’ by police caught watching Netflix at her home」(ABBYGAIL LAWTON)』『The Guardian 「Two Los Angeles officers fired for ignoring robbery to play Pokémon Go」(Photograph: Remko de Waal/EPA)』『Road Traffic Management Corporation X「#BREAKING: Immediate DISCIPLINARY action is being taken against our National Traffic Police member.」』『zac.news Instagram「Deceased person at 3rd beach」』『LiveNOW from FOX YouTube「4th-grader handcuffed: Bodycam video released, family sues city of Oviedo, FL」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)