外見が似たフグも多いため、素人が判別するのは非常に難しい。
マグノさんのきょうだいであるミリアム・ゴメス・ロペスさん(Myriam Gomes Lopes)が地元メディアに語ったところによると、マグノさんはこれまでフグを調理した経験がなく、独自の方法で下処理を行い調理していた。また、知らずに毒性が最も強いとされるフグの肝臓を食べていたようだ。
ブラジルには20種類のフグが生息しており、そのうち12種類がエスピリト・サント州に生息しているという。今回、マグノさんが食べたフグの種類は明らかになっておらず、天然ものか養殖ものであるのかも分かっていない。
フグ毒に侵されてしまったマグノさんは、病院で気管挿管し、生命維持装置に繋がれた。懸命に治療が行われたが、入院してから35日後の先月27日、マグノさんは息を引き取った。
マグノさんと一緒にフグを食べた友人は奇跡的に快方に向かっているが、脚の神経に影響が出ており、以前のようには歩けていないという。
ちなみに2021年6月にはアメリカのある道端で、猛毒「悪魔の吐息」の原料である花の香りを嗅いだ女性が幻覚症状を起こしていた。
画像は『New York Post 「Fish eater dies after cooking deadly pufferfish given to him as present」(Newsflash)』『songsbyralph Instagram「12 days til GRADIENCE!」』『CGTN Africa 「8 children die after eating turtle in Madagascar」』『The Guardian Nigeria News 「Family of 24 people dies after mistaking fertiliser for salt」(Photo: PIXABAY)』『SAYS 「Experts Warn Against Eating This Octopus As Its Venom Can Kill A Person Within Minutes」(Cover image via DMCR via The Phuket News)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)