同作で共演したアンとメリル・ストリープ、エミリー・ブラントの3人が再会し、ステージに立つことが発表された。
米メディア『The Hollywood Reporter』によると、当時のアンはスタイリストであるエリン・ウォルシュ氏と共にミラノで開催された「ヴェルサーチェ」のショーに出席していた。するとエリン氏が、『プラダを着た悪魔』の劇中でメリル演じるファッション誌編集長ミランダが“セルリアン・ブルー”という色についてレクチャーをする有名なシーンと、「ヴェルサーチェ」のアーカイブを融合したドレスをアンに着せることを思いついたそうだ。
映画では、ミランダがスタイリングのために2本の淡いブルーのベルトを比較している場面がある。その時、アン演じるアンドレアが「どちらも同じ色に見えます」と言うと、ミランダはアンドレアが着る濃いブルーのセーターを指して「それは単なるブルーじゃない。ターコイズでもラピスでもなく、セルリアンなのよ」と教えたのだ。
エリン氏が提案した結果、「ヴェルサーチェ」のデザイナー、ドナテラ・ヴェルサーチェは、ブランドのアーカイブにある2018年のデザインとセルリアン・ブルーを融合したドレスの制作を実現させた。
授賞式のステージでは、『プラダを着た悪魔』で共演したアンとメリル、エミリーが揃って登場し、コメディ部門主演男優賞の受賞者を発表した。
画像は『Anne Hathaway Instagram「With its intricate mosaic design inspired by the Mughal Empire,」「Breathing?」』『SAG Awards Instagram「We’re still thinking about these red carpet outfits」「These three together at the #sagawards?」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)