黒いパンツをはいている。マイクを片手に歌う横顔は、生前のマイケルをそのまま再現したようだ。
ケヴィン氏はかつてマイケルの写真撮影を担当したことがあり、2009年7月からロンドンで開催予定だったコンサート『THIS IS IT(ディス・イズ・イット)』のリハーサル写真も撮影した。マイケルは同年6月に急逝したため、公演はすべて中止となった。
そんなケヴィン氏は、マイケルの伝記映画の撮影現場を初めて訪れた当時を振り返り、「本当に興奮したよ。マイケル・ジャクソンを撮影するため、初めてツアーに参加した時のようだった」と言うと、こう続けた。
「撮影現場に入った瞬間、まるでタイムスリップして、ツアーの撮影のためにスタジアムに入っていくような気がしたよ。ジャファーのパフォーマンスを見て、『ワオ、これはマイケルだ』って思った。」
そして「生前のマイケルのライブを見る機会がなかった人達に伝えたい。まさに、これだったんだ」と付け加えた。
マイケル役を演じるジャファーの写真を見た人々は、SNSで「昔のコンサートの写真かと思った」「マイケルだと思い込んでしまった! 素晴らしい映画になりそう」「ジャファーはマイケルにそっくり!」「まったくマイケルそのものだ。これは正気の沙汰じゃないぞ!」などと書き込んでいる。
ジャファーは昨年1月、自身のInstagramでマイケルに扮してダンスを踊る写真を公開し、「叔父であるマイケルの物語に命を吹き込むことができて、恐縮するとともに光栄に思っています。世界中のファンのみなさん、近いうちにお会いしましょう」と記していた。
画像は『Michael Jackson Instagram「Wishing everyone a happy and healthy New Year!」「“Man in the Mirror” debuted on the Billboard Hot 100 in the United States on February 6, 1988.」』『Lionsgate Instagram「Your first look at #MichaelMovie.」』『Jaafar Jackson Instagram「I’m humbled and honored to bring my Uncle Michael’s story to life.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)