米カリフォルニア州のスパで2021年春、ビタミンなどの注射を受けた20代の女性が重度の皮膚感染症を発症した。女性は今も皮膚の炎症に苦しむも、TikTokを通してありのままの自分を晒し、人々をインスパイアしている。英ニュースメディア『UNILAD』などが伝えた。
アメリカに住むベアトリス・アンマさん(Beatriz Amma、26)は2021年2月、「フィットネスモデルやインフルエンサーとして活躍したい」とカリフォルニア州ロサンゼルス郡に越してきた。
ところがその2か月後、同郡バーバンクのスパで800ドル(約11万8千円)をかけ、ビタミンB12、ビタミンC、脂肪を分解するデオキシコール酸の注射を受けたところ、その後の人生を大きく変える悲劇に見舞われた。
「スパは本格的で、清潔で、プロフェッショナルに見えた」と明かすベアトリスさん。女性スタッフに「注射は数多く打ったほうが効果が出る」と言われ、片腕に10本ずつ、背中に20本、腹部に20本の計60本を打ってもらったそうで、当時のことをこのように振り返る。
「薬剤が入ったバイアル瓶は評判が良い会社のものでね。スタッフにそれを見せてもらった私は興奮したわ。それに施術は痛みもなかったの。」
「でも翌朝になるとどうにも体調が優れず、それは次第に悪化したの。そしてそれまでに経験したことがないような熱、震え、冷や汗に襲われ、2日後には注射をした皮膚にミミズ腫れのような炎症が次々と現れたのよ!」
こうして症状は急激に悪化。当時、自然療法ヘルスセンターのマネージャーをしていたベアトリスさんは、