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writer : ac

【海外発!Breaking News】「動いた!」 母犬が見守る中、死産の子犬を諦めずに蘇生した犬の助産師(英)<動画あり>

子犬が口を大きく開けて動き出すと「動いたぞ! やったぞ!」と言わんばかりの笑顔を見せ、子犬に優しくキスをした。

心肺蘇生をこれまでの最長の2分3秒間も施したリアムさん。子犬が大きく口を開け、動いたのを確認すると喜びの笑顔を見せて声をあげ、優しくキスをした(画像は『Liam @NPB & Whelping 2024年1月31日付TikTok「This definitely was my most terrifying yet reward experience to date.」』のスクリーンショット)

そして当時のことについて、リアムさんはこう語った。

「蘇生の最中は、それまでに経験したことがないほどの感情でいっぱいになり、どれだけ時間がかかっていたのかは認識していなかった。ただ決して諦めず、蘇生できた時にはホッと安堵の溜息をついたよ。」

なおフレンチブルドッグは難産のリスクが高く、帝王切開が行われることがほとんどだが、獣医やリアムさんのような助産師の介助により自然分娩が可能だという。実は今回、6匹の子犬が誕生し、別の1匹も死産で30秒間の心肺蘇生が必要だったそうで、リアムさんは自身の仕事について次のように述べた。

「ウェルパーの仕事は自然分娩の介助だけど、場合によっては帝王切開が必要なケースもあり、その決断を下すのはプロである自分なんだ。ただ『自然分娩が可能』と判断した場合には、どんな状況に陥っても最善を尽くしているよ。それでも僕は神様ではないからね。100%の保証はできないけど、『安全な分娩のための知識と経験はある』と自負しているよ。」

また仕事の醍醐味については、「顧客、母犬、子犬たちが私のことを頼りにしていると思うと、時にはプレッシャーで押し潰されそうになる。でも非常に美しいものの一部に自分が携わっていること、他の人や動物を助けることができることにやりがいを感じているよ」と熱く語った。

ちなみにフレンチブルドッグの子犬はメス1匹、オス5匹で、全てが元気に育っているとのことで、リアムさんの動画には次のようなコメントが寄せられた。

「素晴らしい仕事ぶり。希望がほとんどなくても、あなたは『決して諦めるな』ということを教えてくれた。ありがとう。」
「感動した。」
「母犬のあの大きな目に心が引き裂かれそうだった。」
「母犬があなたを信頼し、赤ちゃんを任せているのがよく分かる。」
「あなたの最後の笑顔が全てを物語っているね。」
「子犬を救ってくれてありがとう。あなたは自分を誇りに思うべきよ!」

息を吹き返した子犬にキスをする母犬。動画を見た人からは「母犬のあの大きな目に心が引き裂かれそうだった」「母犬があなたを信頼し、赤ちゃんを任せているのがよく分かる」といったコメントも(画像は『Liam @NPB & Whelping 2024年2月2日付TikTok「Replying to @Carine」』のスクリーンショット)

リアムさんは今回の動画の反響の大きさに驚き、コメントのほとんどがポジティブなものであることに喜びを感じているそうで、最後にはこのように述べた。

「『ウェルパーとブリーダーは同じ』と考えている人が多いけど、実際は違うんだ。だからメディアを通して動画が拡散することで、良いウェルパーを利用することの利点に気付いてもらい、私たちウェルパーがたくさんの情熱と愛情をこの仕事に注いでいることを知ってもらいたいね。」

@norfolk.paws.breeding This definitely was my most terrifying yet reward experience to date. After 2 minuets and 3 seconds working on a still born puppy which had gotten stuck inside the birth canal, i was able to bring it back to life!! I honestly have no words to explain this feeling. The emotion I experienced the whole way through was like no other I’ve experienced before. #norfolkpawsbreeding #lovemyjob #npbbloodline #frenchie #frenchies #frenchiesoftiktok #newbornbaby #newbornpuppy #newbornpuppys #newbornfrenchies #newbornfrenchbulldog #deadpuppy #savingalife #savingapuppy #bringbacktolife #whelping #whelperlife #whelper #whelpingpuppies #whelperservice #notallheroeswearcapes ♬ Belonging – Muted

画像は『Liam @NPB & Whelping 2024年1月31日付TikTok「This definitely was my most terrifying yet reward experience to date.」、2024年2月2日付TikTok「Replying to @Carine」』『Metro 2022年6月30日付「Zookeeper saves drowning orangutan and gives it CPR after it fell in moat」(Picture: Central European News)、2020年5月21日付「Teenager gives stray dog CPR after it had heart attack in the street」(Picture: FocusOnNews)』『NDTV.com 2021年12月13日付「Watch: Cricketer R Ashwin Shares Clip Of Man Resuscitating Monkey」(Screengrab from video by @SudhaRamenIFS)』『New York Post 2021年10月27日付「Disaster relief hero performs mouth-to-mouth CPR on cat in dramatic video」(UME/Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

母犬のお乳を飲むメス1匹、オス5匹の子犬たち。元気に育っているそうで、リアムさんには「素晴らしい仕事ぶり。希望がほとんどなくても、あなたは『決して諦めるな』ということを教えてくれた。ありがとう」といったポジティブなコメントが多数寄せられた(画像は『Liam @NPB & Whelping 2024年2月2日付TikTok「Replying to @Carine」』のスクリーンショット)

ベトナムのサファリパークで2022年6月、屋外飼育場にいたオランウータンが水掘に落ちて溺れ、飼育員の男性が救出。男性は心肺蘇生でオランウータンの命を救っていた(画像は『Metro 2022年6月30日付「Zookeeper saves drowning orangutan and gives it CPR after it fell in moat」(Picture: Central European News)』のスクリーンショット)

インドの男性が2021年12月、1匹のサルが野犬の群れに襲われ、木の上でぐったりとした姿を目撃。サルは呼吸が止まっていたが、胸骨圧迫と人工呼吸で救っていた(画像は『NDTV.com 2021年12月13日付「Watch: Cricketer R Ashwin Shares Clip Of Man Resuscitating Monkey」(Screengrab from video by @SudhaRamenIFS)』のスクリーンショット)

スペインで2021年、火山噴火に巻き込まれた意識不明の子猫が救助隊員の心肺蘇生法によって無事に息を吹き返した。この救助隊員は自ら救った子猫のことを忘れられず、すぐに会いに行き家族の一員として迎えることにしたという(画像は『New York Post 2021年10月27日付「Disaster relief hero performs mouth-to-mouth CPR on cat in dramatic video」(UME/Newsflash)』のスクリーンショット)

ブラジルで2020年、獣医の見習いである19歳の少年が路上で倒れている野良犬に心肺蘇生を施し、見事に命を救っていた(画像は『Metro 2020年5月21日付「Teenager gives stray dog CPR after it had heart attack in the street」(Picture: FocusOnNews)』のスクリーンショット)

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