男児の周りの水が赤く染まっているのが見て取れる。
一方で水中に入らずに待機していた母親は、「サメが男の子を噛んだの?」と叫んだ後、それが自分の息子であることを認識し「オーマイガーシュ。あれは私の息子よ! 緊急コールして!」と悲鳴をあげていたそうで、現場は緊張に包まれた。
こうして男児は、その場でスタッフの応急処置を受けた後、病院に搬送されて手当てを受けた。容体は安定していたそうで、すでにアメリカに帰国している。
なお同アクティビティは10歳以上の参加が可能で、「簡単で楽しいプログラム」として30分で約1万6200円(110ドル)で提供されていた。しかしこの事故を受け、水中散歩を運営していた会社「ブルー・アドベンチャーズ(Blue Adventures)」はこのアクティビティを中止して内部調査を開始した。当局の調べに対しても、全面的に協力する姿勢を示している。
今回のニュースには、「誰が10歳の子をサメと一緒の水槽に入れるの? 親の責任だよ」「サメと泳ぐならケージに入るべき。安全対策を怠った運営側を訴えるべきだね」「なにを調査するっていうの? 飼い犬と散歩じゃなくてサメだよ。誰も危険に気付かなかったの?」「なぜ子供のそばにスタッフがいないの?」「起こるべくして起きたこと」といった厳しいコメントが寄せられている。
ちなみに昨年12月にはオーストラリアのビーチで、20歳の男性がサメの急襲を受けた。男性は「家族に別れを告げたい」と血の海で自身を撮影しており、当時の動画がSNSに拡散して注目された。
画像は『TMZ 2024年1月27日付「BAHAMAS SHARK ATTACK BLOOD FROM BIT CHILD FILLS TANK…Gruesome Video Shows」(TMZ.com)』『matteo_mariotti__ 2023年12月11日付Instagram「Questo video l’ho fatto partire pochi istanti dopo l’ultimo morso」』『New York Post 2023年12月21日付「Video accidentally captures deadly ‘shark attack’ on Mexico vacation」(Jam Press Vid)』『The Mirror 2023年2月21日付「Horrific moment shark mauls tourist to death just weeks after similar attack」(Image: 9News)』『Metro 2022年7月3日付「Shark killed second tourist 650ft from first fatal attack on pensioner」(Picture: Social media/east2west news)』『НТВ.Ru 2023年6月8日付「Акула съела россиянина в Египте」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)