海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】癇癪を起こす子供の家族に退店をお願いしたカフェ、苦情を受けるも擁護の声続々(豪)

カフェを訪れていたローラさんが騒ぎに気付き、介入することにした。彼女は「失礼ですが、お子さんが泣いていたために追い出されるのですか?」と尋ねると、父親は「ええ。『出ていけ』って言われたんだ」と返答したという。

ローラさんは家族を擁護するため、カフェのスタッフにかけ合ったところ、口論になったそうだ。彼女はカフェのスタッフに「ここは託児所ではない」と言われたと主張している。その後、ローラさんはカフェの看板を撮影した動画をSNSに投稿し、人々にボイコットを呼びかけた。

ローラさんは、動画の中で「ウチの子なんて、この子たちより騒がしいのよ。カフェのやり方は絶対に受け入れられない」と主張しており、また地元紙『Townsville Bulletin』の取材に応じたローラさんは、このように述べていた。

「子供がいると、特に癇癪など起こしている時は迷惑がられることもあると思いますが、あの年齢ではまだ脳が完全に発達していないので、感情を処理するのに周りの助けが必要なんです。」

退店を伝えられた家族のために介入し、カフェへのボイコットを呼びかけたローラさん(画像は『Kidspot 2024年1月4日付「Mum claims family asked to leave cafe because children were ‘crying’」(Picture: Townsville Bulletin)』のスクリーンショット)

しかしそのようなローラさんの主張に対して、彼女を非難するコメントとともにカフェを擁護する声が多数寄せられた。

「私も子供がいるけど、ウチの子がこんな悪ガキみたいなことしたら、私だったら周りを気遣ってすぐにそこを離れるわ。」
「この子供たちは、いずれタウンズビルで車の窃盗でもするような大人になるだろう。私たちの島には来ないで欲しい。」
「親に責任がある。その子たちに他の人に対する態度や敬意の示し方を教えるか、周りに迷惑をかけないようにするべきだった。」

また当初、ローラさんの投稿によってエイドリアンさんの妻はかなり心配したそうだが、カフェに届いたコメントには「私たちは昨日、大勢の子供たちとそこにいました。皆さんが親切で素晴らしいサービスでした。こんな素敵な経験は今までになかったわ」といった好意的なものがほとんどだった。

カフェオーナーのエイドリアンさん。ローラさんによるボイコットの呼びかけにもかかわらず、カフェの「売り上げが2倍になった」と明かしている(画像は『Kidspot 2024年1月4日付「Mum claims family asked to leave cafe because children were ‘crying’」(Picture: Townsville Bulletin)』のスクリーンショット)

エイドリアンさんは、「ビジネスに関しては順調で、あんなことがあった後に売り上げが2倍になったんですよ」と語っており、ボイコットが呼びかけられたにもかかわらず、カフェには多くの人が訪れているようだ。

画像は『Adele’s Cafe 2022年9月23日付Facebook』『Kidspot 2024年1月4日付「Mum claims family asked to leave cafe because children were ‘crying’」(Picture: Townsville Bulletin)』『ecards 2023年8月16日付Instagram「I’d be ill」』『ClickOrlando 2023年10月6日付「4th-grader handcuffed at Oviedo elementary school during outburst, video shows」』『Mirror 2018年2月14日付「Passengers forced to endure ‘demonic’ child’s screams for eight hours after he throws mega tantrum on flight」(Image: Shane Townley /Youtube)』『Passenger Shaming 2018年12月28日付「Not only are tray tables for changing shitty diapers on, now you can help your kids draw all over them!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2023年8月、Instagramに「想像してみて! この飛行機に搭乗していることを」と言葉を添えて投稿された動画。子供の迷惑行為に親は注意もせず、無関心な表情を浮かべていたという(画像は『ecards 2023年8月16日付Instagram「I’d be ill」』のスクリーンショット)

米フロリダ州の小学校で2023年2月、学校駐在警察官が「4年生の男児が暴れて手に負えない」との連絡を受けて駆けつけた。警察官はその子に手錠を使用したことで、両親が市などを相手に訴訟を起こした(画像は『ClickOrlando 2023年10月6日付「4th-grader handcuffed at Oviedo elementary school during outburst, video shows」』のスクリーンショット)

2017年8月、ドイツからアメリカへ飛んだルフトハンザ航空機内で、8時間にわたりけたたましく叫び続けた男児の姿が動画に投稿され、ネット上で様々な意見が飛び交った(画像は『Mirror 2018年2月14日付「Passengers forced to endure ‘demonic’ child’s screams for eight hours after he throws mega tantrum on flight」(Image: Shane Townley /Youtube)』のスクリーンショット)

2018年12月、Instagramアカウント「Passenger Shaming(乗客よ、恥を知れ)」に投稿された1本の動画が物議を醸す。機内テーブルに落書きする子供を親は平然と許していた(画像は『Passenger Shaming 2018年12月28日付「Not only are tray tables for changing shitty diapers on, now you can help your kids draw all over them!」』のスクリーンショット)

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