同社の社長兼最高執行責任者(COO)マンダナ・ダヤニ氏が、2021年の就任からわずか1年半での退任が発表された。後任は決まらず、ヘンリー王子夫妻が事業の指揮を執るとの意思を表明していた。
さらに同月には、オーディオ部門の責任者レベッカ・サナネス氏も退任した。レベッカ氏は2021年にメーガン妃のポッドキャスト「Archetypes」のプロデューサーとして雇われたが、その後はメディア幹部のセリーナ・リーガン氏に引き継がれた。
そして2023年1月には、マーケティング部長のファラ・テイラー氏とコンテンツ部門の重役だったベン・ブラウニング氏の退任が発表された。
ベン氏はアカデミー賞のノミネート歴を持つ敏腕プロデューサーで、Netflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』を手掛けた人物だ。
さらに今回、ベネット氏が退任したことにより、「アーチウェル・プロダクション」は大打撃を受けるとみられる。ある情報筋は英メディア『Daily Mail Online』の取材に応じ、「アーチウェルにとって、大きな痛手になることは間違いないでしょう」と語っている。
へンリー王子とメーガン妃が2018年に結婚して以来、多くのスタッフが辞職しており、少なくとも今回で17人目とみられる。夫妻がカリフォルニア州に移住して以降は、最低8人のスタッフが2人のもとを去っている。
画像は『Misan Harriman 2022年10月3日付Instagram「The Duke & Duchess of Sussex moments before attending the opening ceremony of @OneYoungWorld last month.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)