イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】エリザベス女王が息を引き取った瞬間 その詳細を記したメモの内容が明らかに

女王が旅立つ瞬間についてこのように記しているという。

「とても安らかだった。眠りながら、静かに旅立った。老衰。彼女は何も感じなかっただろう。痛みさえも。」

女王が崩御する歴史的な瞬間を記した文書は王立公文書館に保管されており、これまで公表されることはなかった。

同著ではこのほか、エドワード卿が女王の最期に関するメモを記した直後に起こった出来事も綴られている。その内容とは、女王の臨終の際に発見された鍵のかかった“赤い箱”を、フットマン(男性使用人)が持ってきた時を回想したものだ。

赤い箱とは、君主のもとに毎日届けられる公的文書が入ったものだ。女王は即位して70年以上、この箱とともに公務を続けた

フットマンが持ってきた赤い箱を王室スタッフが開けると、中には封印された2通の手紙が入っていた。1通は女王の相続人である息子チャールズ皇太子、もう1通はエドワード卿に宛てたものだったという。

手紙の内容については公にされていないが、女王はすでに人生の終わりが近づいていることを悟っていたようだ。

同著によると、箱の中には女王にとって最後となる書類と勅命も入っていた。その内容は、英国と英連邦全土で特別に功労のあった人物に贈られる「メリット勲章(Order of Merit)」の候補者を選ぶというものだったという。

著者のロバート氏は「彼女は死の間際でさえもやるべきことがあった。そして、それをやり遂げた」と、女王が君主として最後まで献身したことを記した。

さらに同著では、チャールズ皇太子がヘリコプターでバルモラル城に向かう途中、女王の崩御後の計画を記した“ロンドン橋作戦“のメモを読んだことも書かれているそうだ。

『Daily Mail Online』では、今月18日に出版される『Charles III: New King, New Court』の一部を13日から4日間にわたり連載するという。

画像は『The Royal Family 2023年4月21日付Instagram「Today we remember the incredible life and legacy of Her Majesty Queen Elizabeth II, on what would have been her 97th birthday.」、2023年6月15日付Instagram「It is a matter of great pride to be here with you today to present your New Standard,」、2022年2月6日付Instagram「This photograph has been released to mark Accession Day 2022:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

2015年、バッキンガム宮殿で赤い箱に入った書類を確認するエリザベス女王。即位して以来、毎日この箱は女王のもとに届けられた(画像は『The Royal Family 2022年2月6日付Instagram「This photograph has been released to mark Accession Day 2022:」』のスクリーンショット)

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