海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】茶色の瞳を持つ女性、レーザー手術で青い瞳を手に入れるも「憑依されたよう」の声(仏)<動画あり>

次のようなコメントも届いた。

「彼女の元々のブラウンアイの方が若々しく見えて、可愛らしかったのに(泣)」
「コンタクトレンズをしているみたいに見えるのは、丸い縁が茶色のままだからかな?」
「私は生まれつきブルーアイだけど、これはちょっと恐ろしく感じるわ。彼女はとても美しいブラウンアイをしていたのに。」

青い瞳に満足する女性だが、SNSでは「まるで憑依された人みたい」といった声があがった(画像は『new_color_flaak 2023年12月28日付TikTok「EYE COLOR CHANGE for @LAYYONS」』のスクリーンショット)

全ての人がこの女性の青い目に肯定的だったわけではなかったが、この施術に興味を持った人も少なからずいたようだ。ニュー・ビジョン・クリニックのウェブサイトによると、治療および審美的な目的で瞳の色を変えるための外科的技術「FLAAK(フェムトレーザー審美的環状角膜色素沈着術)」を用いて、目の虹彩にレーザーでトンネル状の穴を開け、そこに医療用のインクを注入するという。

手術後の女性の瞳は青くなっているが、瞳孔と角膜の輪郭が濃い茶色のままのようだ(画像は『new_color_flaak 2023年12月28日付TikTok「EYE COLOR CHANGE for @LAYYONS」』のスクリーンショット)

しかし、エクアドルを拠点とするアイクリニック「クリニカ・サンチョ(Clinica Sancho)」の総院長で医師のバイロン・サンチョ・ヘルドイザ氏(Byron Sancho Herdoiza)が率いるチームは、このように警鐘を鳴らしている。

「これは目の角膜にインクを注入する手術であるため、懸念点の一つとして感染症がある。これにより痛み、腫れ、目のかすみなどのリスクがあり、さらに慢性的なドライアイ、光に対する過敏症、アレルギー反応、白内障や緑内障、失明などの眼疾患を引き起こす可能性もある。」

ヘルドイザ氏のチームによると、これらのリスクを避けるためにも、より安全で自然に見えるカラーコンタクトレンズを使用することが望ましいとのことだ。

@new_color_flaak EYE COLOR CHANGE for @LAYYONS Eye color change using the FLAAK Pro technique, the most advanced and natural keratopigmentation ☝ You dream about changing the color of your eyes? Send us a PM #newcolor #flaak #keratopigmentation #visumax #visumax800 #eye #eyecolorchange ♬ son original – new_color_flaak

画像は『new_color_flaak 2023年12月28日付TikTok「EYE COLOR CHANGE for @LAYYONS」』『New York Post 2022年12月6日付「I tattooed my eyeballs purple and blue—now I’m going blind」(Kennedy News/inkedup_britishjamaican1)』『Sarah 2020年5月23日付Instagram「Grumpy fairy」』『anoxi_cime 2019年2月9日付Instagram「To wstawiam jeszcze jedno z elfikowej serii」』『CBS News 2017年9月30日付「Artist defends eyeball tattoo that left Ottawa woman with partial vision loss」(Catt Gallinger / Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2020年に眼球タトゥーを入れた北アイルランド在住の女性(上)。失明の危機に直面し「眼球タトゥーを後悔している」と語っていた(画像は『New York Post 2022年12月6日付「I tattooed my eyeballs purple and blue—now I’m going blind」(Kennedy News/inkedup_britishjamaican1)』のスクリーンショット)

14歳の時からタトゥーを入れ始めたという米テキサス州在住の女性。ピンク色の眼球タトゥーで目に障がいが残るも「タトゥーは続ける」と語っていた(画像は『Sarah 2020年5月23日付Instagram「Grumpy fairy」』のスクリーンショット)

ポーランド在住の女性は2016年、あるラッパーに憧れて彼と同じように眼球にタトゥーを入れた。しかし右目の視力を失い、2020年には両目の失明という“恐怖”と対峙していた(画像は『anoxi_cime 2019年2月9日付Instagram「To wstawiam jeszcze jedno z elfikowej serii」』のスクリーンショット)

カナダ在住の女性は2017年、付き合い始めたばかりのタトゥーアーティストに目のタトゥーを施術してもらった。しかし施術後に右目からインクが流れ出し、失明の危機に陥ってしまったという(画像は『CBS News 2017年9月30日付「Artist defends eyeball tattoo that left Ottawa woman with partial vision loss」(Catt Gallinger / Supplied)』のスクリーンショット)

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